7日未明、今年最初の「Kinki Kidどんなもんヤ」(文化放送)が放送されました。
近年、問題視されている「チケット転売」。
その「チケット転売」に対して、メイン・パーソナリティを務めるKinki Kid・堂本光一さんの一言が、素晴らしいと賞賛を集めています。
光一さんは、どのような言葉を投げかけたのでしょうか。
堂本光一が「チケット転売」に苦言!席は「あなたのために用意しました」!
7日未明に放送された「Kinki Kidどんなもんヤ」(文化放送)のメイン・パーソナリティを務めたKinki Kidsの堂本光一さん。
2020年、第1回目の放送。
話の内容は、昨年開催されたKinki Kidsのライブになりました。
現在、Kinki KidsのライブはスマートフォンでQRコードをかざす「デジタルチケット」で入場するようです。
光一さんは紙のチケットがお好きなようですが、そもそもチケットがデジタル化した原因の「チケット転売」に話は移っていきます。
ジャニーズのライブ、また舞台などでは入場した後に、ステージに近い席の人と高額な金銭のやり取りをして席を交換する行為が後を絶ちません。
光一さんは、このマナー違反な行為に不満を相当抱いているようで、「バカなこと」、「だったら俺がチケット買って全部売っちゃうよ?その方が儲かるんでしょ?」と厳しい言葉を投げかけました。
たとえ眺めの悪い席でも、その席は「あなたのためにご用意しました」と感じて欲しい光一さん。
だからこそ、今回そのような言葉を選んだのでしょう。
光一さんの言葉を聞いたリスナーも、
「その通り」
「ファン全員に聞いて欲しい」
と、光一さんの考えに納得している様子でした。
堂本光一が「チケット転売」を不満に思った理由
チケットの不正転売に相当な不満を抱いている様子の堂本光一さん。
「あなたのために席を用意しました」と、ファンに感じて欲しい理由は、光一さんがアメリカ・ニューヨークで経験したあるエピソードが基になっているようです。
以前、光一さんはミュージカルの本場・ブロードウェイに足を運びました。
光一さんが観たのは「ハミルトン」というミュージカルで、運良く真ん中の席を取れたようです。
ただ、そこで途中で退席しないといけない用事ができてしまい、仕方なく端の席の人と交換してもらおうという話に。
しかし、交換の交渉にいくと「私は高いお金を出してこの座席を買いました。だから申し訳ありせんが交換はできません」と、断られてしまいます。
断られた時、光一さんはたとえ悪い席であっても「ここは私の席」と思える姿勢に素晴らしいと感心したようです。
このことから、光一さんはファンにどんな席でも「あなたのためにご用意しました」という主催者側の気持ちを感じてほしいようです。
昨年には、チケット不正転売禁止法が定められ、チケットの転売行為が一層厳しくなりました。
ただ、法律によって転売できる、転売できないではなく、チケットには主催者側の想いがあることを覚えておきましょう。
(文:A.J)