11日に自身のインスタグラムを更新したミクスチャー・ロックバンド、Dragon Ashの Kjこと降谷建志さん。
フェスの出演をキャンセルしたことに対する謝罪と経緯を説明しました。
8月頃から感じている強い胸痛や目まい・立ちくらみといった穏やかでない体調の異変について綴り、ファンの間には波紋が広がっています。
Dragon Ash・降谷建志の体調不良の原因は?「心臓を鷲掴みにされてる様な強烈な胸痛」に心配の声相次ぐ
11日に自身のインスタグラムを更新したミクスチャー・ロックバンド、Dragon Ashの Kjこと降谷建志さん。
降谷さんはこの日、9月17日に開催予定の「WILD BUNCH FEST. 2023」への出演を、体調不良によりキャンセルしたことを報告しました。
ピンチヒッターの代役を引き受けてくれた盟友のバンドへの感謝を綴るとともに、バンドマンとして出演がかなわかったことに対する悔しさを滲ませる降谷さん。
そして、自身の体調の変化については8月中旬から自覚症状を感じていたようで「心臓を鷲掴みにされてる様な強烈な胸痛と目眩、立ちくらみ。それらが日々ランダムに襲ってくる感じ」と、いつ来るとも知れない発作のような症状に苦しめられていたようです。
深呼吸してやり過ごせる時もあれば「激痛で緊急搬送」といった軽視できない症状のときもあり、それが四六時中いつ襲ってくるかもわからなかったことから精神的疲労も溜まっていったとの胸中を吐露。
心電図やエコー、CTスキャンなど検査をしているようですが、現時点ではどこにも不安要素は見つからないようで「現時点で1番濃厚な2つ」の病名として「狭心症 もしくは 心臓神経症」の疑いであることを告白しました。
フォロワーからは
《症状を見る限り、コロナ後遺症》
《過呼吸も疑ってみたほうがよさそう。あと肋間神経痛》
《パニック障害なんだとおもっていましたが自律神経異常というのもある》
《喫煙はもう止めて!》
《にた病気にはパニック障害、特発性胸痛》
《検査に異常がなければ神経障害でしょうね。これはこれで厄介》
など、自身の体験から複数種類の病名が書き込まれ、降谷さんの体調を案ずる書き込みが寄せられています。
降谷建志、父の死が人生最大のストレスに
自身の体調不良の原因が分からず疲弊していた降谷さんですが、「病名に近付けただけ今は以前より穏やかに生きられているし、発作の頻度も強度もほんの少しだけど和らいでいると思います」と現在の心境を綴りました。
続けて「お願いします、どうか軟弱な小生に僅かばかりのいとまを御与え下さい」、「皆様の前で歌いたい事も鳴らしたい音も山程あるのです。だからどう考えても今だけは余裕で死ねんっ!ご理解いただけると幸いです(以下、省略)」とファンに向けて理解を求める文言で締めた降谷さん。
降谷さんは、2022年8月に実父で俳優の古谷一行さんを癌の闘病で亡くしています。
ごく近しい身内を亡くし、十分な時間が経っていない中でもほぼ休養をとることなくバンドマンとして精力的に活動を続けていることに対して、「いったん休養をとるべき」との意見が散見。
過去のインスタグラムでは、父亡き後に古谷さんと降谷さん、さらに降谷さんの実子3代の袴姿の写真をアップし、降谷さんらしい文言で父親へのしばしの別れの言葉を綴り大反響を呼びました。
一方で、最愛の父親を亡くしたことは人生最大のストレスに違いなく、嵐のように吹き荒ぶ感情と向き合わないまま日々忙殺されていたことも今回の出来事の遠因かもしれません。
古谷さんと次に会うのはまだしばらく先になることを誓っただけに、今は体を休めることが大切な仕事なのでしょう。
降谷さん自身とファンがその健康を切に願い、また元気に活躍してくれる日を待っています。
(文:Quick Timez編集部)