27日、卓球女子元日本代表の福原愛さんの元夫・江宏傑さんが「台湾の訴訟と日本における審判は関係ありません」と訴え、再び声明しました。
2016年に結婚した福原さんと江さん。
しかし2021年、不倫やモラハラ、共同親権など、さまざまな騒動があったため、詳しく調べてみました。
また、離婚理由や現在の2人の生活、子どもとの過ごし方、今後の展開についてもまとめています。
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卓球女子元日本代表・福原愛の元夫・江宏傑が「台湾の訴訟と日本における審判は関係ありません」と主張
27日に都内で緊急会見を開いた卓球の元五輪メダリスト・福原愛さんの元夫・江宏傑さん。
江さん側が同日夜に声明を発表し、福原さん側に台湾の司法手続きの関連項目を公開しないよう求めました。
声明は大渕愛子弁護士と3人の台湾の弁護士の計4人の連名で記され、委任者である江さんのサインが記されています。
「当事者である江宏傑さんの委任により、以下のとおり声明します」との文字に続き「みなさま、ありがとうございました。江宏傑さんと福原愛さんとの間の日本における紛争については、日本の裁判所が既に公正な審判を下しました。福原愛さんが日本の司法を順守し、本件を早期に収束させることを願っています」と記述。
さらに「福原愛さんが言及した双方の台湾の件については、今回開催した記者会見とは関係がなく、公開する必要がないにもかかわらず、福原愛さんはそれに言及しました。福原愛さんには、台湾の司法を尊重し、台湾の司法手続きの関連項目を公開しないよう求めます」と訴えました。
今回の会見の前には、福原さん側が「新竹地方裁判所の裁判官は、2023年3月27日午前10時からの法廷において、この家事事件の内容を公にしないよう指示しています。江宏傑氏には、裁判官の要求に違反しないよう強く求めます」と主張。
しかし、江さん側の大渕愛子弁護士はこの主張について「全く別のことです。故意的なものを感じる」と猛反論。
「台湾の訴訟と日本における審判は関係ありません。台湾の裁判所が公開するなというわけがないし、全く別のもので、混乱させようとしている」と語っていました。
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福原愛の不倫!その裏で悩む江宏傑から受けた数々のモラハラとは?
福原さんと江さんは2016年9月に結婚。
2人の子どもたちに恵まれました。
そして、2021年7月8日に離婚することを公式に発表。
いったい離婚までに何があったのでしょうか。
2021年3月、女性セブン(小学館)は福原さんが身長差25センチほどある長身イケメンと横浜・中華街で寄り添って歩く姿を掲載。
その後は男性が運転する高級車に乗り込みベイエリアにあるホテルの駐車場に行き、翌日も横浜のみなとみらいでデートを楽しんでいたという。
これに対して江さんは、「私の小愛(福原さん)への愛情は、出会った最初の日から今まで変わっていません」と夫婦の固い絆を強調。
福原さんが2人の子どもを置いて他の男性と外泊デートをしても怒らない江さんに謎が深まるばかり。
しかし、一方で週刊誌記者は違う見方を示しました。
「夫の江氏も週刊誌で福原に対してのモラハラ報道が報じられています。邪推かもしれないが夫婦円満をアピールして自分に非がないことを強調しているにも感じる。2人が離婚したらCMの違約金など莫大なお金がかかる。仮面夫婦でもいいから今は離婚が得策ではないという判断でしょう」
そう、福原さんの不倫報道が出たと同じ頃、江さんのモラルハラスメント疑惑が週刊文春(文藝春秋)によって出たのです。
その内容は、なんと8つ。
- 披露宴前日の打ち合わせをドタキャン
- つわりに苦しむ愛ちゃんへの言葉
- 歯科医院での「この売女!」発言
- 家事育児を手伝わない
- ラブラブ夫婦を強要
- 「僕も浮気するよ」発言
- 「頭おかしい」発言
- 愛ちゃんより姉を擁護
例えば、2人で歯科医院に行った帰り道、福原さんに向かって「誘うような口の開け方をして。この売女!」と激しく罵ったそう。
普通に考えて、奥さんに向かって「売女」と言うなんて冗談でも考えられません…。
他にも、福原さんは江さんのお母さんに「あなたは我が家の金を生む鶏」と言われたことがあるそうで、この発言にショックを受けた福原さん。
そのことを江さんに伝えたところ、「なんでもマイナスに受け止めて頭がおかしいんじゃないの」と言われたとのこと…。
追い打ちをかけるように心無い言葉をかけられ、次第に福原さんを追い詰めてしまったと考えられます。
また、江さんのお母さんやお姉さんからもモラハラを受けていたという噂も。
これらの話が全て本当なら、福原さんは相当なストレスを感じていたことでしょう…。
そして2021年、離婚を発表した際、お子さんについては「共同親権になる」とコメント。
共同親権とは、父母の双方が子どもに対する親権を有する制度のことをいいます。
現在の日本は、離婚後はどちらか一方しか親権を持つことができませんが、福原元夫婦が住んでいた中国・台湾では共同親権制度が認められています。
しかし2022年7月24日、江さんがSNS上で福原さんが長男を日本に連れ去り連絡が取れなくなったと投稿。
この投稿に福原さんはは2日後の26日にコメントを発表し、無断で連れ去ったことを否定しました。
そして江さんは今回の会見で、「本年7月20日、日本の裁判所の審判結果を受け取りました。福原愛さんに対し、息子を私に引き渡すよう命ずる内容です。私からは、日本の裁判所が審判を出して下さったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と語りました。
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福原愛の2人の子供について!子育てをめぐり言い分が異なる2人
2017年10月に長女”あいらちゃん”を、2019年4月に長男”こうくん”を出産しています。
現在は長女5歳、長男4歳と可愛い真っ盛りな年頃です。
2人の子どもたちは日本と台湾で離ればなれで暮らしているそうです。
しかし、この問題について福原さんと江さんの言い分が異なりました。
東京家庭裁判所から福原さんに対して長男を引き渡すよう命じた江さん。
福原さん側の言い分
本当は2人の子どもたちを日本に連れて帰ることを希望していた福原さんですが、2022年7月23日、台湾での子どもたちの引き渡しは警察官や弁護士の立ち会いのもとで行われました。
「1時間以上話し合いましたが、江さんの態度は頑なで『このままだとどちらか1人さえ連れて帰ることができなくなる』と感じた彼女は、泣く泣く長男1人を連れて帰ったのです」(NEWSポストセブン)
江さんは子ども2人連れて帰ってはならないと引き渡しを拒み、福原さんはやむなく長男だけを連れて日本へ帰国したようです。
その後何の進展もなく、長女は台湾で江さんと、長男は日本で福原さんと生活しています。
江さん側の言い分
福原さんと江さんは離婚に際し、共同親権を選択しました。
離婚後、江さんは長女・長男2人の子どもと暮らしていましたが、面会交流で長男を引き渡した際に福原さんが引き渡しを拒み、長男だけ連れて日本へ帰国したようです。
福原さんと江さんの言い分に相違があり、争点になっていました。
どちらにせよ、胸が引き裂かれる思いです…。
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福原愛と元夫・江宏傑さん離婚理由とは?モラハラ、不倫、文化の違い?
ここでは、改めて2人の離婚理由について説明します。
福原さんと江さんの離婚理由について、複数の報道があります。
具体的な原因については明確発表されていませんが、主な理由は3つあると考えられます。
1つ目:元夫・江さんのモラハラ
一部の報道では江さんのモラハラが原因だといわれています。
福原さんの妊娠中、つわりがひどく何度も吐いてしまう福原さんに「栄養がたりない」と言ったり、掃除が行き届いていないことを指摘したりしていたそう。
福原さんが妊娠中に江さんは練習を休んでよく家にいたそうですが、子供の面倒をまともに見たことがなかったということもいわれていますので、江さんは世間的なイメージと実際の性格がかなり違うようです。
2つ目:福原愛の不倫
2021年3月に福原さんの不倫が報じられます。
お相手は大谷翔平似のイケメンで、都内大手に務める5歳年下のエリートサラリーマン。
横浜・中華街デートを楽しんだあと、ホテルで一夜を過ごしました。
福原さんはお相手について6~7年前から知っている友人で、精神的に不安定だった福原さんを支えてくれていたとコメントしていますが、仲睦まじいデートが目撃されているので友人ではないように思えます。
またその後、お相手の男性が既婚者であったことが明るみに出てさらに問題になりました。
現在は、お相手の男性も離婚されていて、福原さんはこの方と交際されているようです。
3つ目:文化の違い
福原さんは台湾人へ嫁いだわけですが、そこで文化の違いに悩んでいたそうです。
先ほども言いましたが、江さんのお母さんは福原さんのことを「金を生む鶏」と表現。
実は江さん、福原さんと結婚する前はさほど有名ではありませんでした。
それが福原さんと結婚することによって夫婦で有名になり、江さんのご実家はかなり潤ったのです。
そのことから福原さんを「金を生む鶏」と言ったとのこと。
また、江さんのお姉さんも癖のある方で、江さんは”姉を怒らせるようなことはしないように”と福原さんに釘をさし、2人の結婚式はお姉さんがすべて仕切ったそうです。
以上、これら3つが離婚理由と言われています。
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福原愛と、元夫・江宏傑の今後の展望とは?ハーグ条約についても解説
「ハーグ条約」とは、1980年にオランダのハーグ国際私法会議で採択され、1983年に発効した「国際的な子どもの奪取についての民事上の側面に関する条約」のこと。
①監護権の侵害を伴う、②16歳未満の子どもの、③国境を越えた移動を適用対象としています。
外国への子どもの連れ去りは、子どもにとって生活環境が急変するのみならず、他方の親や親族・友人などとの交流が断絶され、また異なる言語文化環境にも適応しなくてはならなくなるなど、子どもにとって有害な影響を与える可能性があるため、「迅速な返還」を実現する必要があります。
国境を越えて子どもが連れ去られた場合に、子どもの迅速な返還を実現することを目的として定められた条約です。
日本は長年の間未加盟でしたが、2013年5月22日に国会でハーグ条約の締結が承認され、ハーグ条約に加盟することとなりました。
その後、国内で条約を実施するための法整備が進められ、2014年4月1日にハーグ条約が発効しました。
連れ去り先、連れ去り元の国が双方ハーグ条約の締結国であり、その国境を越えて16歳未満の子を不法に連れ去った場合に適用されます。
適用を受けるかについて、父親・母親・子の国籍は関係なく、日本人同士であっても適用される可能性もあります。
福原愛と元夫・江宏傑の今後の展望とは?
今後、江さんと福原さんはどのような展開になっていくのでしょう。
離婚や親子問題に詳しい弁護士の田村勇人氏が27日、「Live News イット!」(フジテレビ系列)にリモートで生出演し、こう話しました。
江さんの会見内容について、「状況自体はシンプル、問題は複雑」と印象をコメント。
「日本の裁判所が述べているように、今後お子さんがどこで生活するかというのを、おそらく今後、台湾の裁判所で決定されると思う」とした上で、今回の保全命令について「それまではとりあえず、お父さんのところに返しなさいという命令が出ている。今後どうなるかというのは裁判所で決めることだけど、今は江さんのところに返しなさいと」と解説しました。
子どもを江さんの元に引き渡した後、福原さんと子供たちの交流について、江さんは会見で「当然(可能)です。母親が一人だけですから、そういう関係(面会の機会)を保つのが必要だと思います」と約束しています。
田村氏は「通常の場合はお子さんとどのように面会するかを決めて、実際に会えることが多いんですけれども、江さんが寛容的な態度を取られるので、実際会えるんだろうなと思います」と見通しを語りました。
しかし、ここで問題になるのが、福原さんが子どもを日本に連れて来たままであること。
田村氏は「面会中に日本に連れて来てしまって、その後返しなさいとなった場合、また(同じことを)やる可能性があるということで、間接的な交流になることは多いです」と、一般的なケースを説明。
それでも「会見を聞く限りは、直接お会いさせるんだろうなと私は理解しています」と見解を示しました。
(文:Quick Timez 編集部)