21日に放送された「らじらー！サンデー」（NHKラジオ第1）。
同番組のメインパーソナリティを務める乃木坂46の早川聖来さんが、ライブ演出家であるSEIGOさんを名指しでパワハラ行為を暴露し、波紋が広がっています。
ライブ演出家であるSEIGO・稙田成吾（わさだ せいご）さんの経歴や炎上した発言内容はなんだったのでしょうか。
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乃木坂46の早川聖来、演出家SEIGOさんのパワハラを暴露「ブスとか死ねとか言われて」
アイドルグループ・乃木坂46に所属をする早川聖来さんが21日、自身がパーソナリティを務める「らじらー！サンデー」（NHKラジオ第1）に登場。
ライブの演出家であるSEIGOさんをめぐり、パワハラ行為などを暴露しました。
同グループ所属の田村真佑さん、オリエンタルラジオの藤森慎吾さん、ジャングルポケットの斉藤慎二さんらが出演をするパートで早川さんは暴露を開始。
「ライブやっていて…。演出家のSEIGOさんって方がいるんですけど、超ドSなんですよ、演出家さんなですけど！結構、『死ね』とか『ブス』とか「お前一人居なくてもいい』とか（言われるんですよ）」と具体的な内容を告発します。
これにはすかさず藤森さんが「やめなさいよ」と制止をし斉藤さんも「冗談だよね？冗談」となんとか笑いに変えようとしますが、早川さんは「私は関西人なので流すんですけど、多分、皆を心配して言ってくれているんですけれど、『今回のライブのリハで、沙耶香が事故ったのはお前らのせいだ』とか『自業自得だ』とかいろいろ言われて…」とカミングアウトを続けます。
2022年8月29日に神宮球場で行われたライブにて、会場から転落をし骨折をした掛橋沙耶香さんの事件を引き合いに出したというSEIGOさん。
これを受け早川さんは「ライブ会場から落ちるのが怖いなって思って。やっぱそういうのにも配慮しないといけないと思って。」と神妙なトーンでコメント。
「一生懸命最後まで頑張って…。（齋藤）飛鳥さんもそういうのに逃げずに最後までやっていた姿が、私はすごいかっこいいなと思って。そういう姿を見て、私ももっと強くなりたいなって思いました。」と意気込みを語っていました。
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早川聖来、ニュース明けにはマネージャーから怒られて泣いていた？
SEIGOさんという演出家の実名を用いて、パワハラ行為を告発した早川聖来さん。
よほど勇気のある告発だったのか、同番組でニュースが明けると早川さんは涙を浮かべていました。
ネット上からも、
《らじらーなにがあったの？ 聖来ちゃんが告発したとか、泣いてたとか、いろんなことが流れてきたけど、》
《聖来ちゃん泣いてるって・・・マジ？ちょっと。》
《らじらーの10時台のはじまり、間違いなく聖来ちゃん泣いてるね。しゃくりあげてるの聞こえる、、 上から怒られたんだろうなー》
《SEIGOの件めっちゃ燃えてるじゃん。聖来ちゃんはよく言ったと思うな！10時台始めの時に泣いてるぽかったけど、そこがめちゃめちゃ心配》
《え？聖来ちゃん泣いてる？ まさか運営かNHKに何か言われた？さっきの勇気いる発言抑えつけられたとか？大丈夫？》
などのコメントが寄せられています。
告発を受け泣いていたとなると、パワハラの真実はどうであれ現場マネージャーから実名告白をしたことを叱責された可能性は十分に考えられます。
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乃木坂46の演出家・SEIGO氏とは？過去にも高山一実や白石麻衣が暴露！大園桃子の卒業の原因にも？
今回、SEIGOさんという実名を用いてパワハラを告白した早川聖来さん。
SEIGOさんは本名を稙田成吾（わさだ せいご）さんといい、堂本光一さんや関ジャニ∞といったジャニーズグループの振付を公演の演出を担当していた経歴を持つ方で、現在は、AKB48、HKT48、NMB48、乃木坂46といったアイドルグループのコンサートの演出に携わった方。
乃木坂46のOGたちはこれまでにも、実名は出さずともライブ演出家についての暴露をおこなっています。
2021年2月25日に放送された「グータンヌーボ2」（関西テレビ）に出演をした元乃木坂46のメンバーの白石麻衣さん。
「人生で1番怒られたときは？」というトークテーマの際、「乃木坂に入りたての頃のライブで、ライブ演出の方に怒鳴られたというか、『お前らちゃんとやれ！』みたいな感じで」と激怒された過去を明かしていました。
また、2023年2月26日に放送された「おとなりさん」（文化放送）では、メインパーソナリティを務める高山一実さん（元乃木坂46）とゲストで出演をした秋元真夏さん（元乃木坂46）が対談。
「（卒コンのリハ）大丈夫？怒られていない？厳しくない？今回の演出家さん。」と高山さんが卒業コンサート控えた秋元さんに話を振ると、「全体的には和やかなムードで…。」とした上で「もうちょっと前の時代とかはもっと厳しかったよね？」と逆に高山さんに意見を求めます。
これに高山さんは「超厳しかった。『もう出なくていいよ！！お前ら出るな』って言われて…」と明かしており、秋元さんも「体育会系なんですよ」と演出家の厳しさを語っていました。
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演出家のSEIGO氏、大園桃子の卒業の原因にもなった？
2021年に乃木坂46を卒業し、芸能界からも引退をした大園桃子さん。
「らじらー！サンデー」（NHKラジオ第1）でパーソナリティを務めていた際、リスナーの方から同グループの楽曲「走れ!Bicycle」をめぐり大園さんが通学で使用していた電動自転車でステージを走ってほしいとのメールが届きます。
これを受け大園さんは、「勝手にやったら演出の方に怒られて、多分（自分が）落ち込んで…」と回答をしており、演出家の方の厳しさも口にしています。
実名は出していないものの、この演出家こそSEIGOさんであると言われており、2019年に公開されたドキュメンタリー映画『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』で大園さんは「乃木坂46も悪くないな」と語るシーンもありました。
今思えば、この「悪くない」というセリフもSEIGOさんの厳しさに影響しており、大園さんはメンタル的に耐えきれなかった結果、卒業を決意したのかもしれません。
堀未央奈、和田まあや、樋口日奈、齋藤飛鳥など、歴代のOGたちも次々に暴露
乃木坂46の元メンバー和田まあやさんと、樋口日奈さんがSHOWROOMというライブ配信に出演をした際にも、演出家の方が怖くホテルの部屋でもダンスを練習していたという旨の発言をしています。
また、同グループの冠番組である「乃木坂ってどこ？」（テレビ東京系）では、元メンバーである堀未央奈さんがMCのバナナマン・設楽統さんに演出家からの強い口調での指導をに悩んでいると相談する場面も。
また、直近で卒業をしたメンバー・齋藤飛鳥さんもSHOWROOMでのライブ配信中に「演出家さんとかに怒られていた時代をすっごく思い出した。」と回顧。
「今は11年やらせてもらって。ライブの経験もたくさん踏んだわけで…。演出家さんとかそのチームとはそれくらい長い付き合いだから、色々まぁ、ちょっとずつ分かってきたじゃないですか？だからそれこそ打ち合わせとかでも、台頭までは行かないけど、ちょっとお互い共感できる意見を私が言えたりとか出来たから、嬉しかった」と演出家さんをめぐるエピソードを話しています。
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乃木坂46・早川聖来が引退？覚悟のある実名告発と意味深なブログにファンも騒然
早川聖来さんは「らじらー！サンデー」での実名でのパワハラを告発後、放送中には涙をすする場面もあり、ファンらも騒然としています。
また、21日には自身のブログを更新しており、「なんでも無いことがとても楽しいです。同期は特に、仕事以前に大好きで大切なお友達なんだよなぁ。みんなで集まりたいな」と感傷に浸るような文面をつづっています。
そして「そんなこんなで気が付いたら夏はすぐそこまで来てますね。 コンサートがいっぱい。 楽しんでもらえますように。 あと少し頑張ります」と記しており、この意味深な「頑張ります」とのコメントには
《聖来、卒業しないよね？》
《聖来ちゃんもよく発言してくれたしこの件でメンバーを卒業、引退まで追い込んだとしたらマジでやばいよ》
《そっか、冷静に考えると聖来が卒業するからこんな発言したって事も考えられるのか。 blogも意味深すぎるし》
《今回の件で聖来が干されないか心配、ブログでもちょっと意味深なとこあったからホントに気にかけて欲しい》
などのコメントが寄せられています。
プロとして舞台に立つ以上は、厳しい要求もされるのがエンタメの世界である一方で、早川さんの告発が事実なのであれば「ブス」や「死ね」という表現は決して適切であるとはいえません。
実名での勇気ある告発は、卒業や引退を覚悟しての発言だったのでしょうか。
（文：服部慎一）
