25日夜、「水曜日のダウンタウン」(TBS系列)が放送されました。
18日の放送では、安田大サーカス・クロちゃんがアイドルをプロデュースする企画、「モンスターアイドル」のメンバーが決定、「豆柴の大群」とグループ名まで決まる展開を迎えました。
そして、シングルCDの売上で黒クロちゃんのプロデューサーとしての今後を決定することになっていましたが、その結果が発表となりました。
しかし、あまりにも都合の良い展開が続き、インターネットでは『やらせ』という声が相次いでいます。
本当に『やらせ』はあったのでしょうか。
「水曜日のダウンタウン」の企画「豆柴の大群」は『やらせ』だった?
25日に放送された人気番組、「水曜日のダウンタウン」(TBS系列)。
この日の放送は、安田大サーカス・クロちゃんがアイドルをプロデュースする「モンスターアイドル」。
18日の放送で最終メンバーとグループ名も「豆柴の大群」と決まり、25日の放送ではクロちゃんをプロデューサーとして存続させるかしないか、その行方が決まる回でした。
クロちゃんを辞めさせるか辞めさせないかというは、19日に発売したファーストシングル「りスタート」の売上で決定されました。
「りスタート」はクロちゃんを続行させる「続行ver.」、解任させる「解任ver.」、そして解任に加え罰を与える「解任&罰ver.」の3種類あり、1番多く売れたバージョンで処遇が決まるというシステムです。
19日の発売直後、インターネットでは「解任&罰ver.」を買うという声が多く聞かれていました。
そして、インターネットで多く聞かれていた意見の通り、1番多く購入されたのは「解任&罰ver.」。
クロちゃんはシステムに従いプロデューサーを解雇、逆さづりにされて氷水に落とされる罰ゲームを執行されます。
視聴者を巻き込んだ企画に、番組のファンも非常に盛り上がりを見せていましたが、この「モンスターアイドル」に現在『やらせ』疑惑が生じています。
原因はクロちゃんを解任した後、最終メンバーオーディションで落選したメンバー・カエデさんが加入したことでした。
クロちゃんが「好きだから落選させた」、と一方的な理由でメンバーにはなれなかったカエデさん。
Twitterでも「落選したことは残念だ」と外れたことを残念がっている様子を見せていましたが、それから1週間、まさかの加入に視聴者から疑問の声があがりました。
「都合よすぎじゃない」
「『やらせ』感否めないでしょ」
「デートとかしてたんだし、『やらせ』があるのはわかってた」
「水曜日のダウンタウン」で放送されている『モンスターアイドル』は『やらせ』が行わているのでしょうか。
「水曜日のダウンタウン」に『やらせ』はない?TBSが過敏になっている可能性!
都合の良い展開が続き、『やらせ』疑惑が生じている「水曜日のダウンタウン」。
実際に『やらせ』は起きていたのでしょうか。
結果を述べてしまうと、「水曜日のダウンタウン」に『やらせ』はなかったと思われます。
それは「水曜日のダウンタウン」を放送しているTBSが『やらせ』ということに過敏になっているかもしれないからです。
2019年、TBSは放送倫理に頭を抱えた1年になりました。
高視聴率を記録していた「グレートジャーニー」と「消えた天才」というバラティエ番組に相次いで『やらせ』行為が発覚。
そして、両番組は放送休止になりましたが、TBSは放送再開を許さずそのまま番組を打ちきりにしてしまいました。
一方で、『やらせ』疑惑は「水曜日のダウンタウン」にも向けられます。
しかし、TBSの判断で「水曜日のダウンタウンには『やらせ』はなかった」という判断が下り、放送が続いているのです。
そのため、今ここで「水曜日のダウンタウン」が過敏になっているTBSに反抗する形で『やらせ』をするメリットはありません。
そうだとすれば「モンスターアイドル」にも『やらせ』行為はないと言えるでしょう。
ただ、SNSでは「『やらせ』があっても許せる」という初めから『やらせ』だと思って視聴している人も大勢いました。
1種のドラマだと思えばまた違う楽しみ方ができるのかもしれません。
(文:A.J)