画像:時事
15日に放送された「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)。
明石家さんまさんが出演し、「新婚さんいらっしゃい」(テレビ朝日系列)の司会を勇退する落語家の桂文枝さんの後任にオファーがあっても辞退する意向を明かにしました。
「あれは三枝兄さんのものやから」、「離婚したオレが司会するのはおかしい」と、納得のいく理由を述べ、リスナーからは同意の声が多く書き込まれています。
さんま「新婚さんいらっしゃい」の後任MCをめぐり「オファーきても断る」
15日に放送された「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)。
明石家さんまさんが出演し、リスナーとアシスタントで元モーニング娘。の飯窪春菜さんから「新婚さんいらっしゃい」(テレビ朝日系列)の司会の後任はどうかと質問されます。
同番組は、落語家の桂文枝さんがなんと51年間も司会を務めた長寿番組。
78歳という年齢を考慮し、2022年3月での勇退が発表されましたが、さんまさんは「やんのか、番組は?(後任は)誰がやんねん?」と、番組継続について驚いた様子でトークします。
続けて、さんまさんは「三枝兄さん(現・文枝)の後のこういうのは、オファーがきても断る。あれは三枝兄さんのものやからな」と、後任MCについてハッキリとした口調で否定。
これにリスナーは
《自分との方向性の違いをよく分かってる。》
《この番組は出演している夫婦が主役。その方たちのトークをいかに面白く引き出せるかが司会者としての腕の見せ所だからさんまさんはねえ》
《さんまも高齢だからもし引き受けても先が短いかと》
など、さんまさんの芸風や同番組は桂文枝さんありきという声が多数寄せられました。
「新婚さんいらっしゃい」4月以降の運命やいかに?
同番組は1971年1月にスタート。
2015年には、同一司会者によるトーク番組の最長放送としてギネス世界記録に認定されるほどで、勇退の記者会見では、当初の司会は3ヶ月だったはずが、半世紀に渡り務めることになり、夢のようだったと語りました。
さんまさんは、1969年から1985年に放送された塾年夫婦へのインタビュー番組『唄子・啓助のおもろい夫婦』(フジテレビ系列)については、女優で元妻の大竹しのぶさんと「将来あれをやりたい」とよく言っていたと明かしたますが「『新婚さん』(の司会)はオレと大竹さんはおかしいからね。離婚したカップルが司会するのはおかしい」とキッパリ。
桂文枝さんは「この番組だけはたとえ司会者が変わっても、いつまでも続けていただきたい」と、半永久的継続を望んでいるようですが、桂文枝さんと関係の深いさんまさんがMCを務めるという線はなくなります。
それどころか、「あれは三枝兄さんのもの」と発言したことで、後輩芸人もオファーを受けづらくするような状態となり、今後の雲行きさえ怪しい状態。
視聴者の中には「司会者が辞めるなら、番組もお仕舞いにするというのも一つの選択肢」という書き込みもあります。
制作側は続投を表明していますが、どうなるのでしょうか。
(文:Quick Timez編集部)