画像:時事通信フォト
20日に放送された「霜降りミキXIT」(TBS系列)ですが、視聴者からの反応は芳しくなかったようです。
『霜降りミキXIT』、ゴールデン進出で視聴者がっかり「普段と全然違う」
20日に放送された「霜降りミキXIT」(TBS系列)。
通常は月曜日深夜の放送枠ですが、この日は1日限りの「ゴールデン2時間スペシャル」としてゴールデン帯に放送。
テーマは「一夜限りの超豪華コラボクイズショー」として、誰も見たことがないような夢のコラボを題材にしたクイズに『霜降りミキXIT』MCメンバーと、ゲストでタレントの谷まりあさんが挑戦しました。
オリンピックメダリストの精鋭アスリートとコラボするなど、深夜帯では考えられない豪華メンバーと、先の読めない展開に番組は大盛り上がり。
他にもニセカラオケ企画では、カラオケの採点が95点未満だと全長25mの番組特設ウォータースライダーで突然プールに投げ出されるという、スケール感のあるドッキリが仕掛けられるなど、大いに沸いているかのように見えます。
しかし、お笑い芸人の霜降り明星、ミキ、EXITの3組がMCを務め、なによりもその芸人ならではの切れ味抜群のトークを醍醐味としている本来の在り方が全く活かされておらず、視聴者からは
《普段やるような奴をゴールデンでやるのかと思ったら全く違った》
《ゴールデンいくと、慎重になってあの企画になったのかな?ごめんなさい、大好きな番組だからこそ!少し残念でした》
《なんで深夜帯ってゴールデン進出するとつまらなくなるの》
など、いつもの面白さが感じられず楽しめなかった視聴者からの書き込みが殺到しました。
深夜番組からゴールデン進出するとつまらなくなる説って本当?
大好きな深夜番組がゴールデン帯に進出することを「嬉しい」と感じるのか「残念」と感じるのかは人それぞれです。
同番組は毎週月曜23:56〜翌0:55に放送されており、週が始まる月曜日から睡眠時間に影響のある時間帯。
とはいえ、同番組の人気は若者によって支えられており、視聴者の層は10代〜20代が中心と言えます。
社会人として翌朝の仕事に響く人は録画などで対応するでしょうし、体力に自信がある視聴者はオンタイムで視聴して同番組を楽しむ事が推測されます。
今回の放送ではゴールデン帯では好まれるカラオケ企画放送と、通常の深夜番組では見られない番組構成。
「番組開始から観ている勢にはモヤモヤが残った」など、深夜帯ならではのMC3組が魅せるトーク力で笑い転げたかった視聴者には物足りなかったよう。
ゴールデン帯に放送される事でターゲットとなる視聴者が変わるため、それに合わせて番組の内容も多少は変える必要が出るのは、どの番組でも同じかと思いますが、それが裏目となってしまった今回。
昨秋は滝行に挑み、全員が滝の中で自撮りチャレンジするなどの内容が好評で、今回はウォータースライダーなど、それなりに規模感は上がっている感じのある同番組。
深夜帯とは番組名は同じでも、テイストは全く異なるものとして受け止めた方が賢明なのかもしれません。
(文:Quick Timez編集部)