画像:時事通信フォト
1月31日に放送された「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系列)。
番組放送中にゴキブリの映像が流れ、視聴者が悲鳴をあげました。
家族団らん中の衝撃映像に、恐怖でチャンネルを変える人が続出するなどネットでも大騒ぎになった今回の放送。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
「イッテQ」、ゴキブリ映像で視聴者悲鳴「食事中にやめて!」「恐怖で鳥肌」
1月31日に放送された「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系列)。
この日、番組ではお笑いタレントのイモトアヤコさんが静岡県を巡る企画内にて、「竜洋昆虫自然観察公園」を訪れます。
ここで昆虫好きな館長とゴキブリを愛してやまないゴキブリストの学芸員が、ゴキブリの生態について熱弁を語るシーンが放送されます。
嫌悪感はあるかもしれないと前置きをしつつも、ゴキブリコレクションの小屋へイモトさんを連れ出し、次から次へとゴキブリの映像を流します。
その様子を目の当たりにした視聴者からは、
《イッテQ見てたら ゴキブリガッツリ出てきて最悪!! こういうのはやめて欲しいよね!》
《食事中にゴキブリの映像はやめて欲しかった》
《今日は一日中テレビをぐーたら見る生活だったのですが、イッテQでゴキブリのコーナーになった瞬間恐怖でチャンネル変えちゃったよ》
《特大ゴキブリの映像プレイバックして鳥肌止まらなくなった》
《ご飯食べながらイッテQみてたらゴキブリ出てきて一瞬で家族全員目を逸らしてた》
《ゴキブリ出てきて叫んでしまった》
《イッテQゴキブリなので飛ばした。 やめてくれ。》
《イッテQでめちゃくちゃごきぶり映されて見てしまって吐き気がやばいたすけて》
《イッテQみてたらゴキブリ出てきたからマジで焦った》
《イッテQやばいな 食事中にゴキブリ見せられたわ。》
など、ゴキブリの映像に拒否感を示す視聴者が殺到しました。
なぜ人はゴキブリを怖がるのか
病原体を運ぶ実害もあることから、その存在自体が人々を震え上がらせるゴキブリ。
その文字ですら鳥肌がたつ人も多い事から、「G」と呼ばれることも。
そんな私たちの身近に潜むゴキブリにかくも恐怖を抱くのは、恐らく社会や環境の側面から悪いイメージを与えられているからではないでしょうか。
具体的にいうと、北海道や青森などの北国や雪国にはゴキブリはほとんどいません。
なので、東京や南国などに上京や旅行で行ってゴキブリと遭遇しても全く怖いとは思わず、触るのも全然抵抗がありません。
しかし、東京やそれよりも西で生活をすると、「ゴキブリ=汚いもの」というイメージを持ってしまい、それ以降は見るのも触れるのもダメになってしまうのです。
他にも、欧米では8本足の「タコ」が悪魔の象徴といわれて忌み嫌われていますが、日本人でタコをそのように思う人はいません。
ゴキブリが執拗に嫌われるのは、文化や環境による事が大きいのですね。
イメージや偏見が強すぎると、正しい対処や冷静な対応が出来なくなる事があります。
今回も唐突にゴキブリが画面に出てきた事から、恐怖を覚えてしまいましたが、まずはゴキブリの事を正しく知る事からはじめて見るのもいいかもしれません。
とはいえ、唐突すぎた今回の映像。
放送前には、予めショッキングな映像が流れる事をナレーションで入れるなどした方が視聴者にとっては助かるでしょう。
(文:Quick Timez編集部)