文:有馬翔平

『ひるおび』、『あつ森』特集に猛クレーム…「時間を返せ」「裏切られた」と批判が殺到

TBS
画像:時事通信フォト

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新型コロナウィルスが流行し外出自粛が強いられた今年、その「おうち時間」に役立ったものとして大人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」を紹介した25日の「ひるおび!」(TBS系)。

放送では、「時間をかければ何でも作れる」としてゲーム内で再現したスタジオが公開され、実際のスタジオと比較されることに。

しかしその特集に視聴者からは悲鳴が。

「時間を返せ」、「裏切られた」などと批判が殺到することとなった、視聴者の怒りの原因とは一体何だったのでしょうか。

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「ひるおび」、人気の『あつ森』特集でスタジオ再現!合計100時間かかったアートに恵俊彰も驚く

25日、新型コロナウィルスが流行し外出自粛が強いられた今年に人気を呼んだものとして「あつまれ どうぶつの森」(任天堂)を紹介した「ひるおび!」(TBS系)で、ゲーム内で再現したスタジオの模様が公開されました。

20年も近く前に初代が発売された「どうぶつの森」シリーズ。

新作が発売される度に話題を集めてきましたが、今年3月に任天堂の最新ゲームハード「NintendoSwich」から発売されるとタレントやYouTuberの影響もあってか、様々な層にヒットしました。

さらに直後、緊急事態宣言による外出自粛によって同作に興味を持つ人が後を絶たず現れ、ゲーム機も合わせて全国で入手が困難になるほど異例の売り上げを挙げました。

結果、全世界で2500万以上の本数が購入され、発売している任天堂の純利益が過去最高になるなど経済的な効果も生むことに。

そんな「あつまれ どうぶつの森」の魅力を、「何もないから、何でもできる」と紹介した「ひるおび」。

実際のゲーム画面を映し出されると、番組MCの恵俊彰さんをモデルにしたキャラクターが歩き回ったり、出演者の似顔絵が飾ってあったり、さらにはスタジオを再現していたりと精巧にデザインをした様子が。

そして、出演者の似顔絵が1人3時間程度かかっていることが判明すると、「本当にすみませんね。ありがとうございます」と恵さんも思わず恐縮してしまいました。

その後、今後の流行ついてニュース解説員の原田曜平氏は「自粛というものが特別だったからわからない」としつつも、「ここまでカスタマイズが可能になったのが大きかった」と流行の理由を分析、長時間遊ぶことのできるゲームというコメントを残しました。

 

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「ひるおび」、『あつ森』特集に視聴者悲鳴…「時間を返せ」「裏切られた」と批判が殺到

30分ほどにわたって「あつまれ どうぶつの森」を特集した25日の「ひるおび!」。

しかし番組の放送終了後、視聴者からはクレームが殺到する事態に。

「時間を返せ」

視聴者激怒のワケ、それは特集を放送した時間帯にありました。

今週、5日間にわたって今年流行したものを紹介してきた同番組。

しかし本日以外の4日間は全て午後、放送終了間際に放送しており、本日だけは国会の関するニュースを報じるため午前中に特集を放送したのでした。

この放送時間の前日までと変わっていたことに気づかなかった視聴者が続出。

「あつ森の特集楽しみにしてたんだけど、ずっと国会やってる…」

「もしかして『ひるおび』にあつ森特集って森友問題の森ですか?」

「ずっと見てたけどついにやらなかった…マジで何の時間だったの?」

「裏切られた。午前中にやるなら初めからそう言ってほしい」

「あー録画も午後だけだった…最悪だよ」

「待っていた人たくさんいたのに…ひどい話です」

「昨日告知したっけ?どうなんだよTBS!」

などと、批判のコメントが多数寄せられる事態に。

同日で2020年内最後の放送を迎えた「ひるおび!」。

話題のものを特集し長時間かけてデザインを用意したにもかかわらず、しこりを残す結果となってしまったようです。

(文:有馬翔平)