文:有馬翔平

大村秀章氏、名古屋市長と『対話拒絶』が明らかに…生放送での発言が物議「大人げない」

大村秀章

画像:時事

新型コロナウィルス感染者拡大によって昨日、全国一律の一時停止が発表されたGoToトラベルキャンペーンを取り上げた15日の「ひるおび!」(TBS系)。

その放送中、一時病床の満床状態が報じられていた名古屋市がある愛知県知事・大村秀章氏が生出演、GoToトラベルキャンペーンの一時停止の裏側について明らかにしました。

しかしその大村氏の発言に視聴者が騒然とする一幕が。

「大人げない」、「市長をやめさせろ」などと賛否が巻き起こった、大村市の発言とはどのようなものだったのでしょうか。

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大村秀章氏、名古屋市長と対話拒絶明らかに…「ひるおび」生出演に「話が進まない」と一蹴

15日、新型コロナウィルス感染者拡大によって昨日、全国に一時停止が発表されたGoToトラベルキャンペーンについて特集を組んだ「ひるおび!」(TBS系)で、愛知県知事である大村秀章氏が生出演しました。

一時、病床が満床状態であると報じられた名古屋市を抱える愛知県、今週13日には全国に先駆けて名古屋市のGoToトラベルキャンペーン一時停止を政府から要請されていました。

「先週の金曜日に西村経済産業相から直接を電話があり、土日でデータをそろえて調整していた」と、先週末には一時停止の要請を受けていたことを明かした大村氏。

しかし、全国一律の一時停止は知らされてなかったようで「ビックリした」と、昨日の発表には驚いた様子を見せました。

そして、話題が名古屋市長である河村たかし氏から名古屋市の一時停止について不満が出ていることに移ると、大村氏は「担当部局とは相談させてもらった」、「担当部局から理解はいただいた」と愛知県と名古屋市は一体になっていることを強調しました。

ただ、「河村市長と話されたんですか?」と直接の会談に質問が及ぶと「河村さんとは今話せる状況ではない」、「河村さんと話をしても話が進まない。これまでもそうだった」と河村氏と話し合っていることは否定しました。

これにはスタジオの出演者も失笑。

それでも大村氏は担当部局との会談を欠かしていないことを理由に、「県と市が一番うまくいっているのは愛知です」と最後まで主張を曲げることはありませんでした。

 

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大村秀章氏、河村たかし氏との会談否定に視聴者ざわつく…「大人げない」、「市長側にも問題」と賛否が

「ひるおび!」に生出演した大村秀章氏。

名古屋市との良好な関係を主張しましたが、一方で名古屋市長の河村たかし氏とは会談を行っていないことを明らかにしました。

ただ、大村氏の発言に番組を観ていた視聴者は騒然。

「話せる状況じゃないってなんや?ちゃんと話せやボケ!」

「大村アホちゃうか」

「まさに独裁者」

「大村知事大人げなさすぎるだろ。緊急事態だぞ、ちゃんとまっとうに仕事しろよ」

などと、大村氏を批判する声の一方、

「河村が名古屋市職員に見捨てられたようにも聞こえる」

「河村を辞めさせれば問題解決ってこと?」

「河村VS名古屋市職員な気がしてきた」

などと、河村氏の姿勢を疑う声など賛否が巻き起こりました。

愛知県内で起こった大村氏へのリコール運動。

その運動に河村氏も応援に回るなど、2人の間にある亀裂が浮き彫りになった今年。

しかし、新型コロナウィルス感染者が急増している今、トップが無視を貫く姿勢はいかがなものなのでしょうか。

(文:有馬翔平)