画像:時事
水虫やアトピー性皮膚炎の治療薬に睡眠導入剤が混入していたことで、2人が服用後に死亡した事件を取り上げた24日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)。
この放送中、番組MCの宮根誠司アナウンサーが信じがたいミスを犯してしまうことに。
宮根アナのミスに視聴者も騒然。
「勘違いした」、「これはアウンでしょ」などと批判が相次いだ、宮根アナのミスとはどのようなものだったのでしょうか。
宮根誠司、睡眠導入剤混入事件に激怒…ずさんな製造過程判明に「僕は怖すぎる」
24日、福井県にある小林化工が製造した水虫、アトピー性皮膚炎の治療薬を服用後、2人が死亡したことを取り上げた「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、番組MCの宮根誠司アナウンサーが信じがたいミスを犯すシーンが。
今月に発覚した小林化工が製造した治療薬での死亡事件。
原因は治療薬の製造過程で、水虫、アトピー性皮膚炎の薬に睡眠導入剤が誤って混入してしまったことでした。
同番組が実際に異変を感じた使用者へ取材を行ったところ、「何もないところで転ぶ、脚がもつれるとかがあって、意識を失った」という証言のほか、「自動車を運転していて、気づいたら中央分離帯に衝突していた」と服用後に交通事故を起こした使用者までもが確認されました。
これを受けて今週、厚生労働省が同社へ立ち入り調査を行ったところ、製造過程で承認されていない成分の「継ぎ足し」作業をしていたことや、異物混入を知らせるデータが検出されていたにもかかわず出荷していたなどずさんな管理が発覚。
製薬会社としてあってはならないことを繰り返していた小林化工に宮根アナも怒り心頭、「僕ら安全だと思って買っているのに、こんな作り方していたら他の製薬会社も大迷惑ですよ」と批判を展開しました。
さらに批判は宮根アナ以外の出演者からも飛び出し、コメンテーターの岸博幸氏からは「業務停止命令だけでは甘い」と、立ち入り調査を行った厚生労働省の見解、そして過去5年間で何度も製品の自主回収を行っていた小林化工の過去から停止以上の措置を取ることが望ましいという意見も巻き起こることに。
市民の生活にも大きく関係するほど、重大な事件である睡眠導入剤の混入。
「検査をすり抜けて販売されていることが、僕は怖すぎる」と終始宮根アナは怒りをあらわにしていました。
宮根誠司、小林化工で信じられない言い間違い…視聴者「謝った方がいいレベル」
小林化工が製造した治療薬に、睡眠導入剤が混入していた事件で激怒した宮根誠司アナウンサー。
しかしその放送中、番組を観ていた視聴者の意識は宮根アナが犯したある「言い間違い」に向いていました。
「それはマズイんじゃないの?」
指摘が相次いだのは宮根アナが問題を起こした小林化工を一瞬、大手製薬会社の「小林製薬」と間違えてしまったことでした。
すぐさま修正がされたものの、日本テレビのスポンサーでもある企業を間違えてしまったことに、
「マジで謝った方がいいぞ宮根」
「宮根、アウトー」
「小林化工と小林製薬、一瞬同じ会社だと勘違いしてしまったよ」
「製造元と販売元が違うなんてよくある話だから、調べちゃったよね」
「小林製薬に怒られるぞ…」
などと、視聴者は騒然。
「小林化工」と「小林製薬」、並べてみると確かに間違いやすい字面かもしれません。
ただ、小林化工の犯した事件が大きいだけに、正式に謝罪することが必要なのではないでしょうか。
(文:有馬翔平)