画像:時事通信フォト
公用車を高級セダン「センチュリー」に変更したことについて井戸敏三兵庫県知事の会見。
「見直す必要性はない」と報道陣を前に説明し批判が噴出していると15日放送の「ひるおび!」(TBS系)が取り上げました。
しかし放送中、タレント・室井佑月さんが放った一言に批判が殺到する事態に。
「おまえが言うな」と炎上した、室井さんの一言とは?
室井佑月、「ハレンチ」発言にツッコミ殺到…過去の不祥事に視聴者ブチギレ「自虐?」
「ひるおび!」(TBS系)が15日取り上げた、現在税金の無駄遣いとして批判が向いている兵庫県の公用車問題。
これは公用車をレクサスから高級セダン「センチュリー」に変更した兵庫県が、今週12日に行われた会見で変更の必要性を記者から問われた際、センチュリーの利点を挙げ「見直す必要はない」と井戸敏三兵庫県知事が開き直ったというもの。
このトピックスが取り上げられると、番組のスタジオからも批判が巻き起こりました。
「すごい破廉恥なことだと思います」
出演者の中でも特に息巻いて兵庫県知事を批判していたのは、同番組木曜レギュラーのタレント・室井佑月さん。
しかし、室井さんが批判の言葉を口にすると、番組を観ていた視聴者から猛烈なバッシングが。
「おまえの旦那も大概だろ」
視聴者の怒りは、室井さんの夫である米山隆一氏が起こした「不祥事」にまつわるもの。
取りざたされている「センチュリー」と、米山氏が起こした「不祥事」をなぞらえて、
「破廉恥って旦那のこと言ってる?自虐?」
「あなたの夫はもっとハレンチなことしてましたよね」
などと、反発が相次ぎました。
室井佑月の夫・米山隆一が起こした不祥事…女子高生と
では、視聴者が「ブーメラン」と室井佑月さんの発言を批判する「不祥事」とは何なのでしょうか。
それは米山隆一氏が新潟県知事だった頃に遡ります。
16年に得票率52%で新潟知事に当選した米山氏、しかしそれから2年もたたないうちに「週刊文春」(文藝春秋)によって女子高生へ買春行為を行っていたことが明るみに。
この報道を受けて米山氏は会見を開き、涙の謝罪。
女子高生との買春は否定したものの知事に当選する以前、そして知事になった後に女性と金銭のやり取りがあったことを認め、知事を辞職しました。
「センチュリー」と「買春行為」、公費ではないものの県民の「血税」から支払われた給与が不祥事に使用されていた過去は、いまだ市民の中で腑に落ちていないようです。
(文:有馬翔平)