画像:時事
今話題の人気ストリートピアニストを特集した6日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)。
宅越した演奏技術にスタジオが称賛に包まれる中、番組MCの小倉智昭アナウンサーだけが意味深なコメントを口に。
「バカにしてる?」とファンの怒りを買った、その一言とは?
小倉智昭、人気ピアニストにイヤミをチクリ…「失礼」批判殺到で炎上状態に
6日午前に放送された「とくダネ!」(フジテレビ系)でこの日、YouTubeで話題のストリートピアニスト・ハラミちゃんが登場しました。
先月放送された同局の「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」、そのピアノ部門で見事優勝したハラミちゃん。
およそ一年前からストリートピアニストとして活動をはじめ、今ではアーティストの広瀬香美さんともコラボレーションするほど圧倒的な知名度と人気をSNSで誇っています。
今回、取材受けたハラミちゃんは同番組のテーマ曲を即興で弾いてみせ、高い演奏技術と一寸の狂いのない絶対音感を披露しました。
スタジオがハラミちゃんの才能に感心する中、番組MCの小倉智昭アナウンサーがコメント。
「TEPPENを観て達者な人だと思いました」と発言した小倉アナ、しかしそのまま「ただね」と話を続け、「ショパンコンクールを目指して日夜励んでいる人もたくさんいるんですよ。名前が出ない人がたくさんいる中で彼女はラッキーだったかもしれない」とチクリ。
すると、この小倉アナの発言に多くのファンが反応しました。
「冷たすぎない?」
「ストリートはプロじゃないのか」
「わざわざコンクールに出る人と比較する意味がわからない」
など、猛烈なバッシングが相次ぐことに。
ストリートピアノが流行…設置数が急激に増加中
国際的なコンクールと比較した上で、ストリートピアノが劣っているかのような発言をした小倉智昭アナウンサー。
しかし、実際はストリートピアノの一線で活躍するピアニストの中には小倉アナが口にする「国際的なコンクール」での受賞歴を持っている人物も。
ただ、日本国内におけるストリートピアノは2011年から始まったばかりのためあまり接する機会がないことも確か。
それでも現在、ストリートピアノを普及させようとする試みが全国で加速しています。
今月には長崎市の商店街にストリートピアノが設置され、これで全国に設置されているストリートピアノの数は40弱になりました。
誰もが気軽に音楽に触れることのできるストリートピアノ。
YouTubeなどで幅広く活躍するストリートピアニストは、音楽の普及に一役買っているのでした。
(文:有馬翔平)