画像:時事
15日に放送された「ひるおび!」(TBS系)。
同番組に衆議院議員・桜田義孝氏が出演、昨日就任した菅義偉自民党総裁について口を開きました。
しかしその最中、誰もが耳を疑うような発言が飛び出す事態に。
「放送事故」と視聴者もあ然の一言とは?
桜田元五輪相、とんでもない失言でパニック状態に…「やりやがった」と視聴者も騒然
15日午後に放送された「ひるおび!」(TBS系)。
この日、同番組に衆院議員・桜田義孝氏が出演、昨日就任した菅義偉自民党新総裁について言及しました。
桜田氏といえば東京オリンピック・パラリンピック大会競技担当大臣として2018年に入閣した経験を持つベテラン議員。
しかし、五輪相歴任時は、白血病と診断された競泳の池江里佳子選手に「ガッカリしている」、サイバーセキュリティー改正法案を担当しているにもかかわらず「(自身で)パソコンを打つことはない」などの失言が相次いだことで、事実上大臣の職を更迭されることに。
そのため、桜田氏が生放送で失言をするのではないかと視聴者は不安に駆られていました。
すると、突如としてそのシーンが。
「急に亡くなられて」
菅総裁の前任者だった安倍晋三氏について尋ねられた桜田氏、体調不良で辞任した事実を「亡くなった」と表現してしまったのです。
この発言にスタジオは完全に沈黙。
発言をした当の桜田氏本人も言葉が出てこずパニック状態になってしまい、「生放送ですので訂正していただいたらそれで大丈夫です」と、番組MCの恵俊彰さんから諭される結果に。
一連の放送を観ていた視聴者は騒然。
「予想はしてたけど、やりやがった」
「さすがに『亡くなった』はないよなあ」
などと、呆れ声が寄せられていました。
「亡くなった」失言、番組サイドにも批判が
安倍晋三氏の首相辞任について、「亡くなった」と失言してしまった桜田義孝氏。
呆れ声がささやかれましたが、一方で失言の責任が番組制作サイドにもあるとの指摘も。
「ひるおび!」は桜田氏が五輪相を担当していた際、失言を大きく取り上げ厳しく批判しました。
それにもかかわらず、今回桜田氏をコメンテーターとして招き、重ね重ね質問を投げかけるその態度に違和感を覚える視聴者も存在したのです。
その視聴者は、「失言させようとしているのではないか」と桜田氏だけの責任ではないことを主張。
新首相が誕生するこの大事な時期。
桜田氏も、番組出演には慎重になるべきでした。
(文:有馬翔平)