画像:時事
21日に放送された「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系列)。
先日、身体の異常を訴えるリポーターに中継を無理強いしたことで批判が殺到したアナウンサー・安藤優子さんが、「熱中症」について自身の見解を述べました。
すると「呆れた」、「何も知らないんだな」と再び批判の声が。
火に油を注ぐ結果となった、安藤さんの発言とは?
安藤優子「理解できない」炎天下リポート騒動を開き直りか?視聴者をあ然とさせた呆れた言い訳…
21日午後に放送された「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ系列)。
この日、同番組で熱中症についての特集が放送され、先日炎天下で体調不良を訴えるリポーターに中継を続行したとして炎上したアナウンサー・安藤優子さんが熱中症について自身の意見を述べました。
安藤さんに批判が殺到した原因となったのは、今月19日の放送。
猛暑を記録した京都・渡月橋からリポートをしていた女性アナウンサーが放送中、「頭がぼーっとする」と体調の異常を訴えました。
しかし、安藤さんは中継を止めることはなく、逆に「(中継を)お返しします」とリポートを続行するよう要求し、結果批判を受けることになったのです。
昨日の放送で、この件に関して何も弁明しなかった安藤さん。
そのため今回の「熱中症対策特集」で、安藤さんがどのような発言をするのか、視聴者の注目が集まっていました。
その注目が集まる中、安藤さんが口にした言葉に再び批判が。
「徐々に熱中症になるということが理解できない」
熱中症にかかる患者の体調によっては、突如発症するケースもあれば一日二日経過してから発症するケースもあることを専門家から聞いた安藤さんは、熱中症について「理解できていない」部分をあったと説明。
すると、この発言に視聴者は、
「無知って恐ろしいわ」
「知らないんだったら、口挟むなよ」
「知らなかったら炎天下でリポートさせていいわけ?とにかく口を開くな」
などと、厳しい声を投げかけたのでした。
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日本の夏は以前より暑くなっている?気象庁の発表によると…
熱中症への見解を示したことで、再び批判が殺到している安藤優子さん。
そもそも安藤さんが炎天下リポートを強行させた背景には、過去と現在の「気温の違い」が関係しているよう。
以前、小学校に冷房を配備する問題を問いあげた時、「自分が子供の頃は冷房なんていらなかった」と述べた安藤さん。
自分は暑さも我慢できたと言いたのでしょうが、それもそのはず。
安藤さんが子供の時分だった頃と、現在の真夏の気温を比較すると、断然現在の方が暑いのです。
気象庁が発表した気温に関する報告によれば、東京の気温はここ100年で3度強上がっていると言います。
安藤さんが子供の頃であれば、もしかしたらリポートは続行できたかもしれません。
ただ現在は安藤さんが子供の頃の状況とは、まったく異なる状況。
その考えを崩さなければ、「炎天下リポート」は繰り返される可能性が高いでしょう。
(文:有馬翔平)