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12日に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが放送中、「ある事態」に激怒、そして「やり直し」を要求することに。
しかし、異例の事態に視聴者からも「仕方がない」と納得の声が。
視聴者も思わず頷く、加藤さんの激怒のワケとは?
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加藤浩次「もう一回やって!」生放送で異例の「やり直し」を要求…共演者一同がガチギレした「失態」とは?
12日午前に放送された「スッキリ」(日本テレビ系列)。
この日、同番組MCの極楽とんぼ・加藤浩次さんが、生放送にもかかわらず「もう一回やって」とやり直しを要求するシーンが。
問題が発生したのは俳優・菅田将暉さん主演の映画「糸」(今月21日公開予定)の告知で、中島みゆきさんが歌う主題歌「糸」がかかった時でした。
国内で知らない人はいないであろう名曲「糸」、するとその名曲に合わせて同番組の「天の声」を担当する南海キャンディーズ・山里亮太さんが口ずさみはじめたのです。
これに加藤さんをはじめ、スタジオにいた共演者が激高。
「なんで歌っちゃうの?台無しよ」、「みんなが噛みしめたいんだよ。それぞれの想いをさ」と、余計な失態をしてしまった山里さんを厳しく責め立てました。
そして、「もう一回(VTR)かけて」と、やり直しを要求したのでした。
スタジオからの大ブーイングに、言葉を詰まらせた山里さん。
しかし、番組を観ていた視聴者からも、
「これは怒られても仕方がない」
「擁護できないわ」
と、加藤さんら出演者の激怒に同意の声が寄せられていました。
ただ、結果的にVTRの再放送は認められなかった加藤さん。
「俺の気持ちをどうしてくれるの?」と、想いを噛みしめられなかった悔しさをにじませました。
名曲「糸」、人気になったその理由とは?
中島みゆきさんの「糸」がまともに聴けなかったことから、やり直しを要求した加藤浩次さん。
異例の要求でしたが、ただ視聴者も共演者も同じ気持ちだった様子。
では、なぜそこまで名曲「糸」は人の心を惹きつけて止まないのでしょうか。
もともと、同局は1992年に発売されたアルバム「EAST ASIA」に収録された楽曲。
中島さんが友人の結婚を祝福して作り上げたものだと言われています。
ただ、発売当初は表題曲でもなかったことからそこまで注目を集めてはいませんでした。
しかし、Mr.childrenなど有名バンドによるカバーによって次第に知名度をあげ、今ではカラオケの選曲上位の常連として親しまれ続けているのです。
老夫婦や若いカップルにも共感される歌詞が魅力の「糸」。
その名曲を聴きいっているところに邪魔が入れば、激怒するのも仕方がないのかもしれません。
(文:有馬翔平)