(※画像はイメージです)
23日、女子プロレスラーで人気恋愛リアリティショー「テラウスハウス」(Netflix/フジテレビ系列)などに出演していた木村花さんが亡くなりました。
22歳という若さでした。
これを受け、27日、「テラスハウス」は公式ホームページで放送の打ち切りを決定したと発表。
様々な批判が広がっています。
テラスハウス、放送の打ち切りが決定
27日、人気恋愛リアリティショーの「テラスハウス」を制作するフジテレビと、イースト・エンタテインメントは連名で、放送を打ち切ることを発表しました。
テラスハウスをめぐっては、同番組に出演をしていた女子プロレスラー木村花さんが、23日に都内の自宅で亡くなり、その原因が番組出演時からSNS上で浴びせられていた、誹謗中傷によるものだったと言われていることから、社会問題へと発展。
23日の死去を受け同番組は、25日に放送される予定だった放送分も取りやめた他、6月1日に放送予定の内容も変更するとしていました。
相次ぐ番組への批判や、世間の注目度が一層増したことにより、制作会社らは誹謗中傷と木村さんの死の因果関係を調査しているとのこと。
▼以下、コメント全文▼
「この度、番組に出演されていた、木村花さんがご逝去された事について、改めてお悔やみ申し上げます。
またご遺族の方々にも深く哀悼の意を表します。
尚『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』に関しましては、制作を中止する事を決定致しました。
この度のことを重く受け止め、今後も真摯に対応して参りたいと考えております。」
(原文ママ)
テラスハウス、番組制作の打ち切りが決定も…「逃げやがった」との批判の声が殺到
「テラスハウス」の番組制作の中止を発表した、フジテレビとイースト・エンタテインメント。
しかしながら、この発表の直後から、ネット上では批判が相次ぐ形に。
《逃げやがった》
《ここまで台本通りか?》
《早々と打ち切りを決定して、あとは知らないフリをするって、どこかの内閣と一緒じゃねーか》
《番組側が被害者ヅラしてんのが気に食わない》
《打ち切りで逃げ切るのだけは、絶対に許せない》
などの、厳しい声が相次いで寄せられました。
台本のないリアリティショーを謳っていただけに、打ち切りはやむを得ない判断と思われますが、しかるべき説明もなしに、制作中止を発表しただけに、批判が殺到するのも無理はありません。
誰かの命が犠牲にならなければ、番組がやっている「炎上商法」が悪行であると気がつかなったのでしょうか。
制作を中止しても、亡くなった木村さんは戻ってはきません。
制作中止の発表とともに、何らかの再発防止策や今後の対策も協議する必要があります。
(文:服部慎一)