不定期に放送されているゲームバラエティ番組『逃走中』（フジテレビ系列）などの制作を手掛けているフジクリエイティブコーポレーション。
6日に同番組の撮影にあたり、都内にあるマンションの出入り口を塞いだほか、マンション敷地を無断使用するなどしたとして、ニュースに取り上げられました。
ネットには、無断使用されたマンションがどこなのかを特定する動きが見られていたので、今回は少し詳しく調べてみました。
『逃走中』マンション出入り口塞いで敷地を無断使用！
不定期に放送されているゲームバラエティ番組『逃走中』（フジテレビ系列）などの制作を手掛けているフジクリエイティブコーポレーション。
6日、東京都内で撮影中に、マンションの出入り口を塞いだほか、敷地を無断使用したとして、地域住民から苦言が出たとの報道がなされました。
マンション住民が撮影クルーらに迷惑行為を指摘しても、強引に撮影を続けたと報じられ、制作会社は事実を認め、フジテレビは「近隣住民の方にご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫び申し上げます」と謝罪しました。
無断使用した番組名とは？住民が指摘しても撮影継続で警察に通報される
今回の一連の騒動は、2024年3月2日午後1時ごろの出来事であったようですが、マンション住人からはX（旧Twitter）に怒りの投稿がなされており、対応したスタッフらの傲慢さに辟易した男性は警察に通報。
他にも数件の通報が寄せられたようです。 マンションに面した道路で、人気ゲームバラエティ番組『逃走中』（フジテレビ系列）に登場する黒いサングラス姿にスーツ姿の「ハンター」と思しき演者が走り、叫び声が響いていたことから、同番組の撮影のためだったことが考えられます。
しかし、今回の件で謝罪はしながらも番組名や撮影内容には触れていなかったことから、番組名までは分からず、『逃走中』であるのか否かは不明のままです。
『逃走中』撮影で無断使用された都内マンションエリア5選
敷地内を無断使用したとされるマンションは一体どこにあるマンションなのでしょうか。
報道では「東京都内のオフィス街にあるマンション」とだけ明かされていて、それ以上は現時点で公表されていません。
しかし、怒りの投稿をしたマンションの住民男性によると東京都内のマンション3棟が並んでいるオフィス街ということで予想してみました。
予想1:西新宿５丁目
西新宿は都庁がある他、多くの高層ビルが立ち並ぶオフィス街として有名ですが、近年ではマンションも建ち、生活の場としても認知されつつあります。 山手通りを越えると中野区になりますが、オフィス街であることから夜は静かで近くに大きな公園もあり、何よりも新宿駅が徒歩圏内ということで人気に。
予想2:八丁堀
東京都中央区に位置する八丁堀。 八丁堀は東京駅から八重洲口を出で少し歩いたところに位置していますが、銀座と日本橋が近いだけでなく、有名企業が立ち並ぶオフィス街として広く知られています。 丸の内や有楽町はもちろんのこと、築地や月島も徒歩圏内であることからグルメも発展しており、炉内のどのエリアへもアクセスが良く人気の下町エリアとして長年君臨していることから、マンションの需要は非常に高いです。
予想3:日本橋
八丁堀と同じく東京都中央区に位置しています。 同区は、近年のマンション開発等による人口増加に当てはまり、日本橋においては10年前と比較し実に3割弱も人口が増加しました。（中央区調べ）
予想4:麹町
麹町は東京都千代田区に位置しています。 JRの駅でいうと四谷駅が最寄りとなり、まさに都心のオフィス街。 桜で有名な千鳥ヶ淵が近く高級ではありますが、番町小学校や麹町中学校、日比谷高校など人気の公立学校があるため、転入者が増えているエリアです。
予想5:目黒
目黒駅近辺は品川区に位置していながらも、山手線や都営三田線、東急目黒線、東京メトロ南北線などが通っている大変便利な駅ということもあり、オフィス街として有名でありながらも、分譲住宅や賃貸住宅も多く、大変人気の地区です。
無断撮影にネットの反応は？
今回、当該マンション住民男性からの怒りの投稿文には「一般の方々と我々は違うんです。静かにしてください」と、慇懃無礼な言葉をかけられた他、「今回のやり取りの中でも謝っとけばいいんでしょ、という感じに傲慢さを感じました」と、ぞんざいな態度だったよう。
近隣住民に迷惑をかけたことを認め謝罪をしたものの、ネットには 《「後で謝ればいいや」と言う姿勢がむき出し》 《なにその選民意識》 《協力してもらってるという気持ちは忘れないでほしい》 《警察が来たからすいませんでは迷惑ユーチューバーとかわりありません》 など、手厳しい意見がずらり。 他には、過去、別の撮影現場に遭遇した際スタッフの方にとても丁寧な対応をしてもらったことがあるという体験談も散見されました。
いずれも「一般の方々」による問いかけへの対応は「人による」とも考察しており、その感触の良い振る舞いから好感度が大幅に上がり、その番組のファンに繋がることもあった様子ですが、それは逆もまた然り。
今回は横柄な振る舞いにより、番組名は明かされなかったものの、該当するとみられる番組への信頼度は大きく損なわれてしまったのではないでしょうか。
（文：Quick Timez編集部）
