漫才日本一を決める『M-1グランプリ2023』にて、結成13年目にして初の決勝進出を果たしたお笑いコンビのヤーレンズ。
今回は、ネットでも評判になるほどの面白さと知名度が比例しない理由について調べてみました。
ヤーレンズ、コンビの略歴
漫才日本一を決める『M-1グランプリ2023』にて、結成13年目にして初の決勝進出を果たしたお笑いコンビのヤーレンズ。
ヤーレンズは2011年9月にコンビを結成しました。
ボケ担当の楢原真樹(ならはらまさき)さんとツッコミ担当の出井隼之介(でいじゅんのすけ)さんは、ともにNSC大阪校の出身で先輩後輩(楢原さんが1期上)の間柄。
お二人ともそれまで組んでいたコンビを解散し、次を考えていた時期で結成まで互いの存在を認知していなかったそうです。
2015年から毎年「M-1」に出場し、2016年の3回戦進出以外は全て準々決勝進出とまずまずの成績。
そして2023年は初のファイナリストと、着実に順位を上げ注目株のコンビです。
ヤーレンズ、ネットでの評判は上々
ネット上でのヤーレンズの評判を調べてみると
《ヤーレンズが面白いこと、もっとみんなに知ってもらいたいい》
《今年のヤーレンズ、面白いオーラが出まくってる》
《今年の「俺たちが一番面白い」は、ヤーレンズ出井さんに賭けます》
《優勝はヤーレンズがいい》
《ヤーレンズ面白いな!M1楽しみすぎる!》
など、『M-1グランプリ2023』での優勝を願い応援する声が多数寄せられています。
ヤーレンズの直近の出演やイベント情報を確認するとテレビ出演が多いですが、いずれも単発のゲスト扱いでこれは『M-1グランプリ2023』が近いため。
過去の「M-1」での成績を見ても、確かな実力を持ち、お笑いファンの認知度は確かに高いのに売れない理由は一体なぜでしょうか。
それは「舞台出演に重きを置いているから」が理由であると考えられます。
2022年にヤーレンズがさばいた舞台の本数は、なんと368本という調査結果があります。
単純計算しても1日に1本以上は舞台に立ったという計算となり、舞台で培った経験が如実に実力としてついていることは間違いありません。
しかし、舞台に力を入れすぎ、メディアへの露出が少なかったことが知名度の低さにつながってしまったのですね。
ヤーレンズ、「法的措置」とは!?
ネットでも面白いと評判のヤーレンズ。
「ヤーレンズ」で検索すると「面白い」というキーワードも出てくるため、下馬評はまずまずのようです。
それと同時に気になるのが、ヤーレンズに対する「法的措置」について。
22日、ネットのトレンドに「法的措置」が突如として浮上しました。
不穏な単語ですが、ヤーレンズのお二人あるいはいずれかに法的措置された・した事実はなく、ファンアートやアクスタに対してアンチの姿勢を貫きそれをトークライブで発信。
・アクスタは作らない
・チェキNG
・ファンアートには法的措置
ブラックユーモアたっぷりのヤーレンズの漫才を、ファンが面白がっているという流れから「法的措置」がトレンド入りしたようです。
ファンアートとは、他者あるいは第三者が捜索したキャラクター、衣装、道具もしくはストーリーを基にした作品のこと。
イラストを得意とする人々が、M-1ファイナリストにエールをこめてネットには大量のイラストが投稿されていますが、ヤーレンズの部分は「法的措置」の文字アートとなっており、好意的な書き込みとともに大反響を呼んでいます。
優勝してもしなくても、すでにファイナリストとして十分な注目を浴びているヤーレンズでした。
(文:Quick Timez編集部)