ガーシー被告の初公判が開始！綾野剛「精神が崩壊寸前だった」

ガーシー被告、初公判で被害者・綾野剛らの供述調書を一部読み上げ

動画投稿サイトで会社役員らを繰り返し脅迫したなどとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)、強要などの罪で起訴された、前参院議員の”ガーシー”こと東谷義和被告の初公判が19日、東京地裁で開かれました。

検察側の証拠調べで、俳優・綾野剛さんの供述調書の一部を公開。

白シャツ、黒ズボン姿で入廷したガーシー被告は埋め尽くされた傍聴席を見渡し、案内されて被告人の席へ。

佐伯恒治裁判長に名前や生年月日、住所などを問われるとスラスラと回答しました。

起訴された内容について「発言は間違いない」と供述した後、書類を手にして被害者への謝罪を読み上げます。

弁護側は脅迫について「常習性はない」と否認し、その点を除き争いはないとしました。

検察側の証拠調べでは、被害者の綾野さんらの供述調書が読み上げられました。

「私はLINE、メールは特定の相手にのみだけ送る手紙の様なものだと思っています。第三者には見られたくないそれを暴露する東谷の行為には恐怖を覚えます」

「東谷にお世話になった気持ちには変化がありません」と述べる一方で、

「人を信頼する気持ち、自己肯定感がズタズタにされました。悩み苦しみ告訴しました」

「CMを打ち切られたり、冷たい目で見られたりして、精神が崩壊する寸前でした」

「この苦しみを理解してほしいと思います。何年服役しても反省せず、それを武勇伝のように語るのであれば意味がない。東谷が反省するように厳しい判決を望みます」などと訴えていました。

起訴状によると、ガーシー被告は昨年2月から8月、YouTubeで綾野さんらを脅迫したほか、今年2月には綾野さんら2人の告訴状を取り下げさせようと、インスタグラムなどを通じて脅したとされています。

綾野剛が受けた”ガーシー砲”の暴露内容とは！？

2022年、突如として出現したガーシー被告の「ガーシー砲」といえば、まさしく芸能界最大級の激震となりました。

その理由は、新田真剣佑さんや佐藤健さん、城田優さん、大原櫻子さんなど、数多くの有名人たちがさまざまなプライベートの暴露をされたからです。

人によってはあまりにも過激で笑えない内容のものもあり、イメージが大事な有名人にとって大きな迷惑であったと思います…。

そして綾野さんもガーシー砲を食らっていたうちの1人というわけですが、どのような暴露内容だったのでしょうか。

ガーシー被告によると、綾野さんは有名ファッション誌のモデルだった女性を呼び出し、行為に及ぼうとしてトラブルになったといいます。

女性を自宅の寝室に連れて行ったところ、女性に「生理だから行為ができない」と言われた綾野さんは、何しに来たのか、帰れなどと怒鳴り、自身の部屋から追い払ったというのです。

ほかにも風俗店に行ったときのエピソードを暴露されるなど、散々な目に遭っていました。

さらに、元NMB48のメンバー・松岡知穂さんに関するとんでもないスキャンダルも…。

松岡さんがガーシーchに登場し、綾野さんと当時17歳でつながったことや未成年飲酒をさせられたことを暴露しました。

出会いのきっかけはガーシー被告が経営していたバーに綾野さんが来店し、ガーシー被告の友人が松岡さんを連れてきたことだったそうです。

その時綾野さんは酒に酔ったため、あろうことか、未成年の松岡さんにも強要し、飲酒させてしまったというのです。

そして、これだけで終わることはなく綾野さんと松岡さんはその後ホテルに向かったといいます。

このことはNMB48メンバーたちの間でも公然の秘密だったといい、松岡さんもさぞかし芸能活動を続けるのは大変だったようです。

結局、松岡さんはこの件からあまり間を置くことなくNMB48を卒業。

きっと綾野さんの言い分もあると思いますが、これだけ聞くと完璧に綾野さんが悪いことになってしまいますよね…。

供述調書にもあったように、綾野さんを「精神が崩壊寸前の状態」まで追い込んでしまったガーシー被告。

今後の流れや活動は、どうなるのでしょうか。

(文：Quick Timez 編集部)