文:服部慎一

コウテイ、解散理由の不仲エピソードがエグい!M-1敗者復活辞退はワザとだった?

20日、吉本興業に所属をするお笑いコンビ・コウテイの2人が、今月末をもってコンビを解散することが明らかとなりました。

コウテイの解散理由とはなんだったのでしょうか。

コンビ間の不仲エピソードなどについて、まとめていきます。

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コウテイのプロフィール

コンビ名:コウテイ

結成年:2013年および2016年

メンバー:下田真生、九条ジョー

出身:NSC大阪校35期

所属事務所:吉本興業

お笑いコンビ・コウテイ。ボケの下田真生と、九条ジョーによるコンビで主に漫才を得意とする。

吉本興業のお笑い養成事務所「NSC」の大阪校で出会い、同養成所時代には同じクラスや班、そして同じマンションに住んでいたことがきっかけとなりコンビを結成。

一方、在学中にはテレビゲームでの喧嘩をきっかけに解散をしているほか、コンビ仲の悪化により芸歴4年目にもコンビを解散している。

解散を再結成を繰り返しながらも、2020年には「第41回ABCお笑いグランプリ」で優勝をするなどしており、実力は折り紙付き。

2022年に開催された「M-1グランプリ」では、準々決勝で敗退し、体調不良を理由に敗者復活戦すらも辞退し話題となっていた。

ボケの下田真生は大のギャンブル好きとして知られ、霜降り明星の粗品を慕っている。

ツッコミの九条ジョーは、コンビのネタを作っており「ズィーヤ」という独特のフレーズを吐くギャグを披露することで知られる。

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コウテイが解散!解散理由は不仲や方向性の違いなど

20日、お笑いコンビ・コウテイの下田真生さんが自身のTwitterを更新。

「1月31日をもってコウテイ解散する事になりました! しっかりと話し合った結果です! 今まで応援していただいた方ほんまにすみません!それぞれの道になります!」と、コンビの解散を発表しました。

下田さんは「わしはしばらくピンで活動しようと思います!」と、今後についてはピン芸人での活動を示唆。

現在、体調不良のため療養中の相方九条ジョーさんは「この度コウテイを解散する運びになりました。今まで応援して頂いた皆さま本当に本当にありがとうございました。」と、ファンに感謝。

加えて、「悲しい事や嬉しい事を沢山経験出来た最高の10年間で最強のコンビでした。まずはしっかり体調を整えてから、自分のやりたい事を全力で頑張ります」と、報告しています。

ネット上からは突然の解散を受け、

《あーむりコウテイの解散信じたくないな》

《コウテイ 解散?まじで言うてる??》

《コウテイ 解散悲しいな》

などといったコメントが寄せられています。

では、コウテイの解散理由とは何だったのでしょうか。

コウテイの解散理由①:漫才の方向性の違い

コウテイは、2022年12月に漫才の方向性の違いからコンビ間で衝突をしており、話し合いを続けてきました。

そもそも、ツッコミの九条さんがネタを書いておりますが、そのネタややりたい漫才について2人の間にズレが生じたのです。

コンビ間で意見が違うことが多く、衝突することが多々あったという同コンビ。

九条さんの突飛な考え方に、下田さんがついていけず、結果的に解散という道を選択してしまいました。

コウテイの解散理由②:不仲

コウテイは過去、2度に渡ってコンビ結成と解散を繰り返してきたコンビ。

2013年に結成し、NSC在学中に解散。

その半年後に再結成をすしますが、2013年3月には2度目の解散をするなど、とにかく解散と結成が多いコンビです。

また、2016年10月には再再結成を果たしますが、今回で3度目の解散。

NSC在学中には、芸人仲間とTVゲームをしていた際に、九条さんが下田さんに対し消臭スプレーを噴射。

これにガチギレした下田さんが九条さんの顔を殴ると、血だらけになるほどで、殴り合いの喧嘩に発展したといいます。

こうした不仲のエピソードは山ほどあり、これがきっかけで解散に至ったと言えます。

コウテイの今後はどうなる?「M-1グランプリ」の敗者復活戦はワザと出場辞退?

2022年の「M-1グランプリ」において敗者復活戦を辞退しているコウテイですが、その理由は九条さんの体調不良に加えて、前述した漫才の方向性も関与しているでしょう。

また、下田さんは九条さんの性格が嫌で仕方なく、過去には「お前とM-1優勝しても嬉しくない。お前と優勝するくらいなら、売れないほうがいい」とまで語っています。

つまり、嫌いな人と「M-1グランプリ」で優勝するくらいなら、敗者復活を辞退するというお笑いコンビとして〝美味しい〟選択をしたのでしょう。

不仲というはここまで影響してしまうのです。

コンビ解散を発表したコウテイの2人。

今後は、再結成もあるかもしれませんが、しばらくそれぞれ別のステージで活躍してくれることを祈っています。

(文:服部慎一)