文:Quick Timez 編集部

安住紳一郎アナ、ラジオ生放送中に嗚咽を漏らし突然の号泣に「心が疲れているのかなぁ。少し心配」の声

安住紳一郎

画像:時事

・20日に放送された「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)。

・TBSテレビアナウンサーの安住紳一郎さんが出演しました。

・14年前に同番組の放送を聞いていた当時15歳の少女から届いたメールに感動して、生放送中にむせび泣くハプニングがありました。

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安住紳一郎アナ、ラジオ生放送中に嗚咽を漏らす

20日に放送された「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ)。

同局アナウンサーの安住紳一郎さんが出演しました。

この日、とあるメールを紹介するとして、2008年3月の放送で、安住アナが趣味のボウリングを秋田市内で楽しんだ際の爆笑エピソードの収録音声を公開することに。

秋田県にはTBS系列を放送する地元局がないこともあり、安住アナはその知名度の低さを逆手にとり、ハメを外せるとばかり自身の趣味であるボウリングを楽しむそうです。

その時も、開放感あふれ記録的な好スコアを連発するも、近くのレーンでボウリングを楽しむ女性の下着姿が視界に入ったことから、動揺した安住アナは急激にスコアが落ちたと、いま聞くとコンプライアンスに抵触するのでは?と気になりつつも爆笑がおさえられないエピソード。

時を経て現在、安住アナの元に、その時まさにボウリング場で家族と楽しんでいたという当時15歳(現在29歳)の女性から「突然ですが、覚えていらっしゃいますか? パンチラが気になってガターを連発したという安住さんの隣の隣のさらにひとつ奥のレーンにいました」というメールが届いたことをマイク越しに話します。

メールは、安住アナが他の女性の下着姿に動揺していたとは知らず、両親と「あそこにいるのは安住アナでは?」とうわさし、父親にお願いして一緒に写真撮影をしてもらった時のことを振り返り、写真は今でも、自宅のリビングに飾ってあるという内容。

当時15歳だったその女性は、その後、中南米に渡りコーディネーターとして仕事をしていたそうですが、現在はコロナ禍もあり帰国し、とある国の駐日大使館に勤務しているとのこと。

ここ最近、東京・赤坂にあるTBS本社近くでは大使館イベントがあり、その少女もそこで仕事をしていると書かれており、「広場から見えるTBSの青い看板を見て、14年前も今日も、このビルから(安住さん)は放送しているのですね」とそのメールを紹介したところで、安住アナのすすり泣く声がマイクに乗ります。

それまで淡々と読んでいたメールは声が詰まり、その後に声を出してむせび泣く安住アナ。

気持ちを落ち着けるように、咳払いをして「うれしいですね。ごめんなさい。自分がこんなに感情が揺れる理由がちょっとよく分かっていない」と、自身の溢れ出た感情に収拾がついていない様子を見せます。

そして、先週、大使館のイベントでメールの送り主に会い、秋田で一緒に撮影した当時の写真を見せてもらったことを話しました。

「14年たってスペイン語もペラペラ話して、自分(安住アナ)のたわいもない思い出話に華やかに色をつけてもらったようで。コロナのこともあったのに14年たってもこの番組を続けていられて、私の人生にもたくさんの人が関わってくれていることが分かってうれしいですね」と、涙の理由を語る安住アナ。

リスナーからは

《仕事で色々と辛いことがあるんだろうなぁ、心が疲れているのかなぁ。少し心配》

《このボーリング場の話はよく覚えています》

《良い話し》

《言葉では表現できない感情ってある》

《14年前に大爆笑しながら聞いていた話が、こんな感動の話になるとは》

《「愛されてるんだな」と思うと同時に「疲れているんだな」とも。 心身大切にして》

など、様々な反応が寄せられました。

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安住紳一郎、繊細だが仕事を投げ出さない姿勢にファン多し

冒頭の約30分で繰り広げられるフリートークがいつも爆笑の内容で大人気の同番組。

この日は、14年前の爆笑エピソードが時を超えて感動のエピソードとなりました。

14年の間に少女は立派に成長し、安住アナは秋田−東京間という距離はもちろんのこと、紆余曲折あり意外な形で再会したことから、長いようであっという間だった時間に思いを馳せたのでしょうか。

安住アナというと、自身が司会をつとめる番組の最終回で号泣した他、後輩だった女性アナが自殺したことを振り返り、その女性アナからの相談に対して冷たく突き放してしまったことを悔やんでいるとラジオで涙ながらに語ったこともあり、ベテランながらその優しさが視聴者やリスナーに伝わってくるトークでも共感を集めています。

仕事に真面目に取り組み、袋小路に迷い込むような閉塞感に対しても決して適当にすませることなく投げ出さない安住アナの姿勢にはファンも多く、同番組が17年以上続いていることがそれを証明してるのは間違いありません。

担当番組が終了しても次から次へと仕事が舞い込んでくるのは、重責とはいえ視聴者が安住アナを待っているからでしょう。

学生だったリスナーがいつの間にか社会で活躍し、ときには自身と肩を並べてきたり、結婚や出産・子育てを経て子や孫とラジオを楽しむようになったりということも、手紙やメールなどでMCに直接伝えることができるのがラジオの長寿番組の魅力のひとつ。

メールや手紙を通じて、さまざまな感情が交錯するラジオは本当に面白いですね。

(文:Quick Timez編集部)