画像:AFP=時事
・13日に放送された「アトムの童(こ)」(TBS系)。
・同ドラマでヒール役を演じているオダギリジョーさんが出演しました。
・その憎たらしい演技に視聴者からは絶賛の声が寄せられています。
『アトムの童』、ヒール役演じるオダギリジョーの憎たらしい演技に視聴者ゾッコン
13日に放送された「アトムの童」(TBS系)。
同ドラマは、軒並み高視聴率を連発する日曜劇場作品で絶賛放送中です。
同ドラマは、山崎賢人さん演じる若き天才ゲームクリエイターの安積那由他(あづみなゆた)が、廃業危機を迎えている老舗おもちゃ会社「アトム玩具」を救うため、いまだかつてない革新的なゲームを制作する物語。
安積の天敵として、大手IT企業「SAGAS(サガス)」の社長・興津晃彦(おきつあきひこ)役をオダギリジョーさんが演じています。
不敵な笑みを浮かべながら、安積やアトム玩具に卑劣な妨害工作を連発するオダギリジョーさん。
あの手この手で揺さぶりを続け、アトム玩具はついに差し押さえられる展開になり、怒りを爆発させる安積に対し、豹のごとく吠えるラストシーンに視聴者は興奮を抑えられなかったようです。
ネットには
《悪役がオダギリジョーってのも良いです》
《敵なんだけどカッコいいんだよなぁー!》
《ラストがぞくぞくでした。オダギリジョー吠えましたね笑》
《オダジョーさんの変わらないカッコ良さにビックリ》
《オダギリジョーを見せるためだけのドラマなのかと思うくらいオダギリジョーかっこ良すぎてたまらない!!! ステキ!》
など、その圧倒的な演技力に対し、とどまるところを知らない称賛の声が多数書き込まれました。
オダギリジョー、徹底した役作りで物語のキーパーソンに
息をつかせぬ展開が大人気の同ドラマ。
この役は、当初、俳優の香川照之さんが演じる予定だったものの降板。
急きょオダギリジョーさんが代役を務めることになった経緯があります。
香川さんとオダギリジョーさんは、見た目の雰囲気が正反対すぎることや、オダギリジョーさん自身が、過去にテレビドラマが打ち切りになるほどの「低視聴率男」の汚名もあったことから「ミスキャストでは?」といった懸念の声もあったものの、第一回の放送終了後には、見事その下馬評を覆すかたちに。
その見事なヒール役に
《オダギリジョーが死ぬほど嫌いになってしまった》
《オダギリジョー嫌い》
などの書き込みも見られ、自身のイメージにも少なからずよくない影響が出ているなど、俳優冥利に尽きる役となっているようです。
同ドラマの公式インスタグラムには、主演の山崎さんほか松下洸平さんや岸井ゆきのさんの仲睦まじい様子が投稿されていますが、オダギリジョーさんは蚊帳の外なのか登場していません。
もちろん、上述の3名はドラマ内でも絡むことが多いため、撮影を共にする機会が多いということもあると思いますが、こうしたところでも期待を裏切らないオダギリジョーさん。
わかりやすいヒール役に徹しつつも、大人の男性しか出せない艶やかな色気があり、画面に登場すると一気に華やかとなる圧倒的な存在感を放つ演技力はさすがの一言です。
主演の演技力はもちろんのこと、脇を固める役者勢の芸達者ぶりから、このまま最終回まで目が離せないドラマとなってきているのは間違いありません。
(文:Quick Timez編集部)