画像:時事通信フォト
・26日に放送された「THE TIME,」(TBS系列)に俳優の香川照之さんが、金曜日レギュラーの司会として出演しました。
・香川さんは、本サイトでも紹介したように、遡ること2日前の24日に性加害報道が報じられ、翌25日に所属事務所がそれらを事実と認め謝罪。
・今回の放送で、どのような対応をするのか注目が集まり、謝罪したことからネットで様々な意見が書き込まれています。
香川照之、自身の性加害行動を情報番組冒頭で謝罪「ご心痛をおかけした」
26日に放送された「THE TIME,」(TBS系列)。
俳優の香川照之さんが、金曜日レギュラーのため司会として出演しました。
香川さんは、本サイトでも紹介したように、遡ること2日前の24日に性加害報道が報じられ、翌25日に所属事務所が事実と認め謝罪。
26日には、香川さんがレギュラーとして司会を務める同番組への出演が決まっていることから、どのような対応をするのか注目が集まっていました。
香川さんは、いつものようにスーツ姿ではあるものの黒のネクタイ姿で出演。
番組冒頭に「お時間頂戴します。一部週刊誌報道におきまして、私事でお騒がせを致しまして皆さまにご迷惑、ご心配、ご心痛をおかけし誠に申し訳ございません」と謝罪しました。
続けて「自らの行動を深く反省し、自戒の念をきっちりと持って日々を務めていきたいと思っております」と神妙な面持ちで語り、今後については「与えていただける仕事に対しましては、しっかりと真摯に真面目に一生懸命、全力でこれまで通り挑んでいきたい(以下、省略)」と話し、改めて頭を下げ、その後は通常通り進行しました。
香川照之、謝罪で今後の芸能活動への影響は!?
今回、報道を事実と認め、迅速な対応を見せた香川さん。
ネットには
《しっかりと謝罪をした。もう終わりで良いでしょう》
《当人同士で和解しているから大丈夫》
《くだらん蒸し返し。いったい誰トクか》
など、香川さんを擁護する声が一定数見られました。
しかし、一方で性被害を受けたと報道された銀座の高級クラブのホステスは、下着をはぎ取られ匂いを嗅がれるなど悪質なセクハラにPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患うなど、深刻な状態。
一連の行動は2019年の出来事と報じられていますが、2019年というと大ヒットしたテレビドラマ『半沢直樹』(TBS系列・2013)で、主人公のライバル大和田常務役を演じ高い評価を受け、2020年版の『半沢直樹』でも引き続き大和田常務役を演じるなど、世間の注目を浴び、飛躍した時期と言っても過言ではありません。
被害女性は、香川さんを見かけるたびに体を触られた当時の記憶が鮮明に脳裏に浮かび、気持ちが不安定になるなど、心の平穏が訪れるのはだいぶ先のことになり、ともすると一生苦しめられる可能性も。
テレビドラマや映画で見かけることも多く、複数の企業とCM契約もしている香川さん。
サントリーやアリナミン製薬などゴールデン帯でもスポンサーをするほどの企業CMに出演していますが、特に『トヨタイムズ』の編集長を務める印象が強い方も多いのではないでしょうか。
これが仮に企業が起こした不祥事の場合、企業の誠実性を示すために「迅速性」は重要な要素の一つで、一定の不安は払拭されます。
今回の香川さんも迅速な対応ではありましたが、「セクハラ」という悪質で相手のあることだけに、イメージダウンは免れません。
今後の芸能生活に大きな影響が出そうな今回の案件。
誠心誠意を見せた謝罪ではありましたが、代償は決して小さくはなさそうです。
(文:Quick Timez編集部)