文:Quick Timez 編集部

織田裕二、世界新記録達成の女性選手へセクハラ発言して物議「コメント失礼すぎる」「よくそんなこと言えるな」

画像:時事

米・オレゴン州で開幕中の世界陸上競技選手権大会。

メインキャスターは13大会連続でコンビを組んできているフリーアナウンサーの中井美穂さんと俳優の織田裕二さんです。

熱っぽいリアクションで番組を盛り上げてきた織田さんですが、世界新記録を樹立した女性ランナーへ「セクハラ発言」とも取れるコメントを発し、物議を醸しています。

スポンサーリンク

織田裕二、世界新記録達成の女性選手へセクハラ発言して物議「コメント失礼すぎる」「セクハラ」

米・オレゴン州で開幕中の世界陸上競技選手権大会。

メインキャスターは13大会連続でコンビを組んできているフリーアナウンサーの中井美穂さんと俳優の織田裕二さんです。

問題の発言は、大会8日目(日本時間23日)に行われた女子400mハードル決勝直後でのこと。

アメリカ代表のシドニー・マクラフリン選手が2位以下に大差をつけ、50秒68の世界新記録で金メダルに輝き、スタンドが歓声で沸いているまさにその時。

世界新記録となる51秒の壁を破る快挙を目の当たりにして、織田さんはマクラフリン選手に対して「これ以上やることないですよ」と労いのコメントを発します。

そして「結婚しました、新婚です。もう、すぐ子供を産んじゃうんでしょうね」と、今年5月に結婚したばかりであることを伝え、今後の競技人生ではなくプライベートについて発する織田さん。

中井アナウンサーが「どうなんでしょうかね。もう1回そのレースを見ることにいたしましょう」と華麗にスルーしますが、織田さんは興奮冷めやらぬのか、熱っぽく「妄想がとまりません」と続け、競技とは無関係の発言。

この発言にネット上からは

《織田裕二の発言、セクハラじゃない…?》

《こういう男マジで無理…》

《織田裕二アウトやろ…。WL出した選手にやることないからすぐ子供産む的なコメント失礼すぎる》

《世界新記録女性選手に、彼女はもうやる事ないと決めつけ、競技と関係ないプライバシー(結婚/出産)を想像する織田裕二、勝手過ぎる》

《22歳新婚だからすぐ子供産んじゃうんでしょうねって、このご時世によくそんなこと言えるなぁ》

など、厳しいコメントが相次いで書き込まれました。

スポンサーリンク

織田裕二、世界陸上のメインキャスターは今回で卒業

今回、女性蔑視発言ともとられかねないセクハラ発言をした織田さん。

否定的な反応が多数見られた一方で、

《言葉狩りも行き過ぎると息苦しくなるだけ》

《今回は出産後に復帰して活躍した選手が目立ったから、こういう発言につながったと思う》

《ちょっと言葉が足りなかったけど、日本と違って海外では結婚して子供を産んでも、キャリアを続けられる言いたかったのかなと》

といった擁護のコメントも見られました。

織田さんというと、爽やかな風貌で毎回、熱量高めのリアクションを見せ番組の盛り上げ役となっています。

今回の発言も、一昔前とは違い、出産後でも競技に復帰し輝かしい結果を出す女性アスリートが増えていることから、マクラフリン選手もそれに続いてほしいということを伝えたかったのでしょう。

熱く高揚した気持ちが先走り、つい言葉足らずの表現になってしまったのかもしれませんが、アスリートの出産が競技を続ける上でマイナスにならない時代になったことを喜ぶべきかもしれません。

1997年から13大会連続で熱いエールを送り続けてきた織田さんですが、メインキャスターは今大会で卒業と、最後の世界陸上になりました。

番組の最後には「心が揺さぶられる人間ドラマがここにはありました。25年間、世界陸上に出会えたことに感謝いたしてます。たくさん元気をもらいました。この大会もです。大好きです、世界陸上」と、熱い思いを口にして、「地球に生まれて良かったー」との名言が飛び出た場面も。

2年に一度の夏の風物詩として、ここまで大会を盛り上げた織田さんの功績を称える声は大きく、それ故に今でも続投を望む声が上がるほどです。

競技だけでなく、選手への敬意が込められたコメントも楽しめた世界陸上でメインキャスターを務めた織田さんの真価が問われるのは、来年の世界陸上を終えてからなのかもしれません。

(文:Quick Timez編集部)