画像:時事
1月18日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ系)。
この日の放送では、漫画家の水島新司さんの訃報について触れる場面が。
寄せられた追悼コメントや、水島さんの漫画の凄さなどを語ったようです。
「水島新司はすげぇな」 爆笑問題が「ドカベン」の影響力について語る
1月18日放送の「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ系)。
この日の放送では、今月亡くなった漫画家の水島新司さんの訃報ニュースについて触れた爆笑問題の2人。
水島さんと言えば代表作である「ドカベン」など、多くの野球漫画を描いてきたことで知られています。
そのことについて、「今、改めて考えるとさ、野球漫画でだよ。あんだけナインの6~7人までちゃんとしてるって凄いことだよね」、「それまでの野球漫画って言ったらさ、ピッチャーとキャッチャーぐらいだったじゃない」と、チームのキャラクターをしっかりと描いてきた「ドカベン」の凄さを語った爆笑問題。
「あんだけの人間をちゃんと描くって、やっぱ凄かったんだなぁ水島先生はって、改めて思ったね」と、しみじみと語ります。
また、元プロ野球選手の古田敦也さんが水島さんに対し「ドカベンに夢中だった。作品読んで電車内から看板を見て動体視力を鍛えた」という追悼コメントを出したことに触れる場面も。
太田光さんは、「古田は、やっぱりドカベンに憧れて」「本当に。駅の動体視力のやつ。ドカベンはね、いつも鍛えるっていうんで、電車乗る時に、キャッチャーの座りでずっと」と、古田さんが実践していたことに驚いた様子。
「下駄でさ、ずっと構えて座ってんだよ。特急みたいな時にさ、電車が通り過ぎてる時に、ホームの電車の○○駅っていうのを全部読めるんだよね」と、ドカベンの内容を語る太田さんに、田中裕二さんも「(古田さんも)やったんだ、すげぇわ」と、相槌を打ちます。
「水島新司はすげぇな、あんな名選手を作ったんだからね」「凄いよね、なんかリアリティあったよねああいうのね」と2人で改めてドカベンの凄さを感じたようです。
「ゾクッときた」 ちばてつやのコメントに驚く場面も
この日、漫画家・水島新司さんの訃報について語った爆笑問題の2人。
古田さんの他にも、同じく漫画家のちばてつやさんが「水島さん、そんなあなたのすぐれた野球漫画の出現で、私は野球を描けなくなりましたよ。」「以前から約束していて、近々楽しみにしていたキャッチボールの相手がいなくなってショックだし本当に寂しい」といったコメントを水島さんに寄せており、それについて触れる場面も。
「ちばてつやさんもコメントを寄せてて同い年ぐらいなんだよね」、「草野球仲間で。で、『またコロナ収まったらまたキャッチボールやろうぜ』って言ってたんだって」と、ちばさんと水島さんの仲の良さを語った太田さん。
「『ちかいの魔球』以降なんじゃないの?その頃、水島新司先生は『銭っ子』とかの頃で。」、「ところが、ちばあきおさんは、『キャプテン』『プレイボール』だから」と、この時代に野球漫画の金字塔が目白押しとなっていたことに触れます。
「それを考えると凄いなぁって思うよね。ちばてつやさんは、『あいつにはかなわない』って。」、「じゃあ、あきおさんのことはどう見てたのかなって。ちょっとその辺、ゾクッときちゃってさ。」と、野球漫画家たちの関係性を想像する太田さん。
田中さんも「また『ドカベン』と『キャプテン』『プレイボール』のね、全然違うから」と相槌を打ち、「タレント揃いの『ドカベン』と、チームプレイでいこう努力でいこうっていう(ちばあきおさんの作品)。全くベクトル違うからね」、「水島新司先生がいたからこその、お互いの違いなんだって俺は思ったりもしたな」と、改めて水島さんの凄さについて語った2人。
漫画作品の凄さを語ることで、水島さんの訃報を悼んだ爆笑問題でした。
(文:Quick Timez編集部)