画像:時事
政治オタクを自称するタレント・井上咲楽さんが登場した24日の「NewsBAR橋下」(AbemaTV)。
特に各地で行われる選挙活動が「楽しい」と口角泡を飛ばして語る井上さんの様子に、元大阪府知事である橋下徹氏が現大阪府知事・吉村洋文氏の選挙中に見せる「豹変ぶり」を明かしました。
橋下徹、大阪府知事・吉村洋文氏の豹変ぶりを明かす「演説始めちゃって…」
24日、政治オタクを自称するタレント・井上咲楽さんがゲスト出演した「NewsBAR橋下」(AbemaTV)で、元大阪府知事の橋下徹氏が。現大阪府知事の吉村洋文氏が見せる選挙期間中の様子を明かしました。
この日、登場した井上さんは選挙候補者のビラをファイリングするなど政治が趣味。
その中でも特に「選挙がめちゃくちゃ楽しくて」と、今年は静岡県知事選、東京都議選の選挙活動を見て回るほど選挙期間中の候補者や支援者の様子が好きなのだとか。
「声音が変わるんですよ」と熱弁をふるう井上さんの様子に、かつて投票される側だった橋下氏が解説。
そして、鈴木宗男氏とともに橋下氏が「すごい」と吉村氏の名前を口に。
「吉村大阪府知事はアドレナリンが噴出しまくるから、あの人」、「もう選挙の時はすごい」と豹変することを明かすと、さらにそれを裏付けるあるエピソードも告白しました。
それは依然、橋下氏と吉村氏の子供が中学受験を臨む直前でのこと。
通っていた塾ごとの応援合戦に子供らが参加すると、吉村氏は子供たちの前に立つと「吉村さんはマイク取って、演説し始めちゃって」、「『生きるか、死ぬか』ということを今から受験する小学生に」と突如として選挙さながらのエールを送ったのだそう。
吉村氏の選挙活動の特徴を明かした橋下氏。
「それくらいのアドレナリンを吉村さんは出す。もうみんなもそれくらい出す」と、政治家が選挙に注ぐ熱意について解説を行っていました。
「必死すぎる」、「納得した」吉村氏の豹変に意見真っ二つ
以前に吉村洋文氏が見せた豹変ぶりをカメラの前で明かした橋下徹氏。
すると、その橋下氏が明かした吉村氏の様子に「選挙だけに必死すぎてもしょうがない」、「その熱意で府政もやれよ」、「橋下も弟子をヨイショしてんじゃない」などと反発の声が。
しかし一方では、
《大阪府民だけど、以前から比べればずいぶん大阪はよくなったと思うよ。熱意を持ってるという意味では吉村さんはその通りだと感じる》
《コロナでなんだかかんだ言われてるけど、去年都道府県の中では一番頑張ってた。その実績を見て評価しないと、政治の良し悪しなんて測れない》
などと、橋下氏が分析した吉村氏の選挙手腕に納得する声も上がったのでした。
新型コロナ流行後、2020年の「一番頑張った政治家ランキング」でも安倍晋三前首相を抑えて1位に輝いた吉村氏。
小学生相手にも「生きるか、死ぬか」と情熱を捧ぐそのうちに秘めた情熱を、評価している声は多いようです。
(文:有馬翔平)