画像:時事
24日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)。
タレントのビートたけしさんが登場しましたが、そこでの発言内容が過激なものだったことから、ネット上で大きな話題となっています。
どのような発言だったのでしょうか?
ビートたけし、女子競技に侮辱発言
24日に放送された「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)。
司会をTBSの安住紳一郎アナウンサーと、タレントのビートたけしさんが務めており、安住アナが編集長、ビートたけしさんが“フリージャーナリスト”という設定でそれぞれ出演する報道・情報番組です。
この日の放送では、番組のオープニングから2人がオリンピック開幕について会話を始めていましたが、冒頭からビートたけしさんの毒舌が炸裂。
「ずいぶん寝ちゃった」、「税金使ってるなら金返してほしい」、「もう恥ずかしくて外国に行けない」など、開会式全体を真っ向から否定していました。
これらの発言にはフロアディレクターの笑い声しか聞こえず、共に進行を務める安住アナの表情は終始引きつったまま。
さらに各競技についての話題になった際、ビートたけしさんの過激発言はエスカレートし、「一番すごいのは、女子の水球でしょうね」と言って、安住アナの注目を集めた後に、
「誰が見るんでしょうか?」と、競技の存在自体をあっさりと切り捨ててしまいます。
冒頭からフラストレーションが溜まっていた視聴者も、この発言には我慢できなかったようで、ネットでは
《ビートたけしに幻滅。 自分の興味のないスポーツであっても、いかなる理由があろうとも、誰が見るのかなど安易な発言はすべきではない。》
《思っていたとしても、わざわざテレビで言うことか?いい大人が、笑える話でないでしょう?》
《水球をバカにした発言に対して謝罪してください。人間として終わってる。》
《もうビートたけしもダメだな…。選手全員勝つために頑張ってて、人としてありえない…。》
など、批判の声が大量に寄せられて大炎上してしまったのでした。
マイナースポーツに対する偏見か
こうしたビートたけしさんの発言はどこから来るものなのでしょうか?
恐らく、ビートたけしさん自体が水球というスポーツをあまり知らないことに加え、「観戦するなら男子スポーツの方が面白い」という、一種の女性蔑視に近い偏見も相まっているように感じます。
確かにテレビ中継の多いスポーツなどと比較すると、水球は競技人口も少ないのかもしれません。
ですが、そういった花形的スポーツだけでなく、全ての競技に注目が集まることこそが、オリンピックの良さではないでしょうか?
実際に、国内スポーツ人口のうちおよそ92%が、野球・サッカー・バスケットボールやテニスを含む12のメジャースポーツいずれかをプレーしているそうです。
残り8%しかいない若いスポーツ選手に、今後の競技人口縮小を救ってもらうキッカケとして、『東京で行われるオリンピック』では、平等に光が当たってほしいものですね。
(文:Quick Timez編集部)