画像:時事通信フォト
今月、FCバルセロナ所属の有名サッカー選手が日本人を差別するような発言を口にしている動画が流出し、批判を呼んでいた問題。
その動画内で差別にあたると指摘されたフランス語を巡り、実業家のひろゆき氏がSNS上で繰り広げている「場外乱闘」について16日放送の「Abema Prime」(AbemaTV)で詳細を語りました。
ひろゆき、日本人差別発言をめぐる『場外乱闘』の続行宣言
16日、今月に入り発覚した有名サッカー選手による日本人侮辱発言を巡り「場外乱闘」を繰り広げているひろゆき氏が、「Abema Prime」(AbemaTV)で詳細を語る一幕がありました。
この日、「ひろゆきさん、またTwitter上でバトルを繰り広げられているようですね」と、放送開始早々に平石直之アナウンサーから質問をぶつけられたひろゆき氏。
事の発端はFCバルセロナのウスマヌ・デンベレ選手が、2019年の日本ツアー最中に、日本のホテルスタッフに対して娼婦を意味する「Putain」という言葉を使用していたこと。
これを「日常的に使われる言葉」とひろゆき氏が主張したところ、在仏の言語学者から「侮辱的な表現だ」と反論に遭いネット上で口論となっていたのでした。
平石アナからの質問にひろゆき氏は「単語の使い方自体の話をしているんですよね。選手がどう使ったという話をしていない」と不敵な笑み。
「フランスに住んでる人ならまあ使うよねっていう話なんですけど、日本に住んでる人ってフランス人がどれだけ使うのか体感を持ってないじゃないですか。そうするとフランス在住50年のおじいちゃんが正しいよねってなっちゃうので、みんなが間違っていることを正す方法ってないんだなって思って見てます」と、自身に批判が集まっていることへ解釈を披露しました。
そして、平石アナからさらに「一旦は終わったということでいいんですかね?」と尋ねられると「終わってはないんじゃないですか?」と「場外乱闘」の続行を宣言。
「言語学者の人も、『一部使う』とか表現を変えたりしているんで。おそらく周りに若者がいない人なんじゃないかなと思うんですけど」と指摘を繰り返していました。
「日本語能力にも問題がある」続行宣言にネット憤慨
有名サッカー選手の発言からネット上で議論を展開していたことに「続行」を宣言したひろゆき氏。
ネットユーザーの意見的に劣勢であることに対しても、「フランス語がわからない人たちが判定してるので。そこにはあまり意味はないなと思ってます」と一蹴し、終始この問題については自身が優勢であるように振舞っていました。
しかしこのひろゆき氏の「続行宣言」にネット上は大荒れ。
「特定の民族や集団を差別する差別語以外に、差別を意味する言葉はないと思ってるのかな?日本語能力にも問題があるよね」
「みんなが間違ってるから、自分が正しいというのもおかしな理論だよね。フランスの若者が使わないって言ったらどう答えるんだろう」
「ああ、こうやって老害というものが誕生していくんだなって感じた瞬間だった」
などと、手厳しい意見が殺到したのでした。
しばらくの間は尾を引きそうなこの「場外乱闘」。
果たして落としどころは見つかるのでしょうか。
(文:有馬翔平)