画像:時事
10日にラジオ放送された「福山雅治 福のラジオ」(TOKYO FM)。
パーソナリティーとして・福山雅治さんが登場しましたが、そこで話されたある思いがネット上で反響を呼んでいます。
一体、どのような内容のお話だったのでしょうか?
福山雅治、写真週刊誌の在り方に“苦言”
10日にラジオ放送された「福山雅治 福のラジオ」(TOKYO FM)。
1996年4月から日曜16時に放送されていた『福山雅治のSUZUKI Talking F.M.』が、2015年12月に放送時間を土曜14時へ移動したことでタイトルなどを変更した番組。
この日は番組冒頭から7月10日当日に結婚式を挙げる女性の弟だというリスナーと協力し、夫婦のためにサプライズで結婚式場で流すためのお祝いメッセージやリクエスト曲を放送した他、3日に起きた災害に見舞われた人たちへのエールを送るような内容からスタート。
その後、タイトルコールを終えてからはいつも通りの内容に切り替わるのかと思いきや、福山さんの口から“ある話題”が飛び出したのでした。
「僕がデビューしてから、このラジオをずっと続けてきてから、きちんとお話していなかったことをお話させていただければと思っております。」と切り出した福山さんが語ったのは、写真週刊誌に家族の写真が掲載されるということについて。
今までデビューして30年間、正式な取材を受けないままに憶測記事などを様々な媒体で書かれたという福山さん。
それでもエンターテインメントに携わる人間として、「こういうことは我慢しないといけない」、「それもひっくるめてエンターテインメントだと思おう」、「自身が取り上げたりすることで記事の宣伝になるのも良くない」などの思いから完全スルーというスタンスで続けてきたという福山さん。
ですが、子供の写真が撮られるということにおいては、一般人であるお子さんの写真が掲載され、販売物として世の中に出ていくという事実に、「黙っていることはできない。」と強調。
また、このデジタルの時代にお子さんのモザイクがない写真データを出版社が持っていて、今も社内で共有されているという事実の恐ろしさについて、改めて声を上げたのでした。
裁判をする・しないなどの話ではないと前置きした上で、「嫌なことだ」、「ストレスになっている」と、本人の口からしっかりと心情を吐露したのでした。
「こういった事実は決して仕方ないことではない。子どもを守っていくという立場になった時に、今起こっていることを子供に説明できる状態にしていたい。」という福山さんの言葉は多くのリスナーの心に刺さったのでした。
SNSにはマスコミへの批判コメントの嵐
実際にこの放送を聴いていたラジオリスナーからはネット上で、
≪意図せぬ形でのプライベートの公開。両親は芸能人だから黙認せざるを得ないとしても子供は関係ないし、それ以上にマスコミに子供の顔写真をいつでも公開可能な状態で握られている恐怖というのは計り知れないと思う。≫
≪そもそもがいかんけど、撮った以上元データがある。福山さんのおっしゃる通り紙面に載るまでの間に他人の目に触れる。表現の自由履き違えてる≫
≪マスコミも一般人も、撮影という行為にもっと気を配るべき。スマホの普及で、撮影する事が身近になった現代だからこそ、真剣に考えるべき。自分や自分の周りが同じことをされて楽しいか?と。≫
≪家族を守る為には完全スルーのスタンスも超えてハッキリと言わなきゃいけない事もあるよね。≫
≪これはあかんわ。以前自宅のコンシェルジュに不法侵入された事もあるし、ましてや子供の写真はご法度だよ。今は学校ですら生徒の写真も気を使うのに…。提訴されるかもな。≫
≪未成年の子供の写真を勝手に掲載するのはさすがにやりすぎ≫
≪この主張はカッコイイ!!やっていい事悪い事の分断をハッキリしろ。≫
など、特に写真週刊誌を痛烈に批判する声がいくつも寄せられていました。
お子さんの性別なども一切非公表としていたのに、今回の一件でそれも明るみに出されてしまった福山さん。
芸能人といえど同じ子を持つ親なので、これらの主張がキッカケで出版社の人たちの心が少しでも動いてくれると良いですね。
(文:Quick Timez編集部)