画像:時事
27日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
お笑い芸人の兼近大樹さんが出演しました。
兼近さんは、人気のYouTuber31人がまだ緊急事態宣言が解かれていなかった6月18日に飲み会などのパーティーを開いていた事が明らかとなった問題で「若者の意見」として持論を述べました。
視聴者へまっすぐに伝わりやすい内容に、視聴者から称賛の声が多数寄せられています。
一体、兼近さんはどのような発言をしたのでしょうか。
EXIT・兼近、人気YouTuber31人の泥酔カラオケに的確なコメント
27日に放送された「ワイドナショー」(フジテレビ系列)。
お笑い芸人の兼近大樹さんが出演しました。
兼近さんは、人気のYouTuber31人がまだ緊急事態宣言が解かれていなかった6月18日に飲み会などのパーティーを開いていた事が明らかとなった問題で「若者の意見」として持論を述べました。
今回の事の成り行きをアナウンサーが読み上げ、意見を求められた兼近さん。
「これが現状です。若者から人気の人たちはこういう意識ですよ、と言うのが分かった」と現実の若者の考えを代弁します。
続けて「ずっと自粛してない人もいるし、我々のように自粛しましょうと訴える人は、こういう人(人気YouTuberに憧れるなどのファン)からすると面白くないんですよね。路上タバコがカッコいいとしていることがよしとされる世の中なんです」とコロナを恐れていない若者の在り方を説明しました。
兼近さんは、普段YouTubeを見る事なく同番組を視聴している人がいっぱいいる事を想定し、この報道を受けてYouTubeを見ない層が『YouTuberはやっぱりダメだ』など、若者の意識と年配の意識がなすなす乖離していく事を懸念し、その中間層にいる身としてどちらのいい分もよく分かるため、その思いが双方に届かない現状を神妙な面持ちで語りました。
MCの東野幸治さんも思わず唸ってしまった率直な意見に、視聴者からは
《私は頭が悪いから三浦瑠璃さんの話は理解できんくてポカンてなる。兼近さんの話は分かりやすい。自分の言いたいことをきれいに代弁してもらってるような爽快感を感じる。》
《兼近の言ってること、すごいと思う。ほんとにその通り。》
《今朝のワイドナショーの兼近素晴らしいな》
《兼近のYouTuber泥酔カラオケの見解はおもろいな。 違う目線を与えてくれる。》
《YouTuberの泥酔カラオケ騒動の件、ワイドナショーで兼近がまともな事言うて感心してる。。》
など、言い得て妙な意見に称賛の声が相次いで寄せられました。
説明上手は仕事上手
今回の泥酔カラオケについては、他にも国際政治学者の三浦瑠璃さんも意見を述べるなどそれなりに時間を割いた番組構成となりました。
三浦さんは官僚の名前を出すなど、時事問題に精通していないとついていけない目線からのコメントとなり、少し場が盛り下がります。
MCの松本人志さんが総括をして次の話題へ移りましたが、この話題に関して言うとMCの食いつきやその後の話しの展開、ネットの書き込みを見ても兼近さんのコメントは実に秀逸で的を射ていたことがよく分かります。
仕事上でも生活する上でも「伝える」ことはとても大切です。
簡単な事のように見えますが、「何を話すか」よりも「どのように伝えるか」の方が重要となる場面は多々あります。
今回、兼近さんはわかりやすい言葉でシンプルに現状を話した事で、視聴者の心を鷲掴みにしていました。
お笑いコンビとして、限られた時間でネタの中に何を伝えるのか、どこが面白さのポイントなのか研究した訓練の賜物で、日頃から自身の考えをどのように話せば伝わるのか熟慮した成果が出たのでしょう。
(文:Quick Timez編集部)