画像:時事通信フォト
緊急事態宣言が発令されて2週間経過するも、好転する兆しの見えない新型コロナウィルスの感染状況。
17日の「スッキリ」(日本テレビ系)では日本感染症学会指導医・水野泰孝氏が東京・三鷹の公立小学校に赴き、感染対策の指導を行った様子が紹介されました。
するとVTR中、水野氏が口にしたコメントに加藤浩次さんも思わず言葉を失う事態が。
水野泰孝氏、自粛しない層へ堪忍袋の緒が切れる「なんで大人ができない」
17日、日本感染症学会指導医である水野泰孝氏が東京・三鷹市内ある公立小学校に赴き、感染対策の指導にあたった様子が「スッキリ」(日本テレビ系)で紹介されました。
先日、三鷹市からの依頼を受けて市の公共機関の感染対策指導にあたった水野氏。
この日は小学校に足を運ぶと、同校に通う低学年の生徒が黙々と給食を口にする映像に目を通しました。
すると、「なんで大人ができないのかなって思うんですね。こういう映像を観る度に思う」、「こういうことを強いられて、大人ができないということに納得ができない」と、路上飲みなど不要不急の外出を自粛しない層へ怒りをあらわに。
さらに水野氏の怒りは収まらず、スタジオに映像が戻っても「子供たちは言われたことをしっかりと守っていて、本当に給食の時も友達とおしゃべりしたいと思うんですけども、ただ一年生は黙って食べるのが当たり前になってしまった」、「子供たちがこれだけやっているのに、なんで大人たちができないのかなって本当に思ってます」とコメント。
特集の最後まで「大人がしっかりと対策を取るべき」と、子供へ負担がのしかかっている状況に苦言を呈していました。
温厚な専門家の激怒に「居酒屋で流して」
小学校で生徒たちが我慢を強いられている状況を目の当たりにし、大人への不満をむき出しにした水野泰孝氏。
普段、温厚な水野氏の口から「なんで大人ができない」と怒りのコメントが飛び出したことに、加藤浩次さんらは「すごいな…」と思わず言葉を失いました。
ただ、番組を観ていた視聴者からは、
「水野医師が親の気持ちを代弁してくださった。本当にその通り。」
「水野先生の言葉が嬉しかったなあ。」
「水野医師。ありがとうございます。本当に子供がどれだけ我慢しているか。このままだと林間学校、修学旅行、運動会、文化祭、各部活のイベント行事なんにも経験しないまま卒業です。大人、もっとしっかり!」
「この子供たちの黙食している映像を居酒屋とかで流せば?」
などと、水野氏のコメントを支持する声が寄せられ、反響を呼ぶことに。
観光地が賑わう様子が見られた今年のゴールデンウィーク。
しかしその行楽が誰かの我慢の上に成り立っていることを、今一度肝に銘じなければならないのかもしれません。
(文:有馬翔平)