画像:時事
27日に放送された「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日系列)。
今回はコーヒーや紅茶に関する特集が組まれました。
コーヒー豆「モカ」の由来を紹介する際、イエメン共和国の地名であることから国名を表示しますが、表示されたテロップの誤りに視聴者らは即座に気付き、ネット上は大騒ぎ。
一体、どのような放送内容だったのでしょうか。
「今でしょ講座」国名の地域分類でまさかの大誤植!多くの視聴者が指摘しネット騒然
27日に放送された「林修の今でしょ!講座」(テレビ朝日系列)。
今回はコーヒーや紅茶に関する特集が組まれました。
コーヒー豆「モカ」の由来を紹介する際、イエメン共和国の地名であることから国名を表示しますが、表示されたテロップは「イエメン共和国(アフリカ)」。
アジアとして知られているイエメン共和国の地理区分を「アフリカ」などと、とんでもないテロップを流してしまいます。
視聴者らは即座にその誤りに気付き、ネット上は大騒ぎ。
《イエメンはアフリカではない》
《おいおい、テレビちゃんとしてくれよ》
《イエメンってアフリカなの?》
《イエメン共和国ってアフリカじゃなくねえか??》
《イエメン共和国って…アフリカじゃなくてアジアじゃなかった? これってもしかして誤植? 》
など、多くの視聴者がその誤りに気付きネット上では大騒ぎとなりました。
イエメン共和国はアジア
イエメン共和国は国際連合によるアジアの地域の分類に振り分けられており、アジア西部の地理区分に入っている、れっきとしたアジア。
FIFAワールドカップのアジア予選でイエメン共和国が入っている事から、イエメンをアジアと正しく認識している視聴者も多い事でしょう。
一方、アフリカ大陸には南アフリカ共和国やコンゴ共和国、今では消滅してしまったナタール共和国など、共和制国家が多くあります。
テロップの作成指示をした制作サイドは、イエメン共和国の位置がアラビア半島の西南端にあり、中東やアフリカとの決して浅くはないつながりから「アフリカ」という誤認識をしてしまったのかもしれません。
普段の生活で誤った認識を持っている分には、どこかで気付いて改めるなどすればよいですが、テレビは何万という視聴者がいてその影響力は計り知れず、勉強中の学生などに誤った知識を植え付けてしまうかもしれません。
まずは自身の持っている常識や知識を疑い、常に確認する方式やチェックする人員を増やすなど、制作サイドの課題が改めて浮き彫りとなった放送回となりました。
(文:Quick Timez編集部)