文:有馬翔平

戸田恵子、『徹子の部屋』伝説の放送回に思わず号泣…

戸田恵子

画像:時事

新型コロナウィルス流行の影響で再演が延期となっていた舞台「Sing a Song」。

来月に再演が決定したことで主演を演じる女優・戸田恵子さんが14日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し同舞台のモデルとなった歌手・淡谷のり子さんのエピソードに言及しました。

すると、当時の淡谷さんの映像に戸田さんの目に涙が。

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戸田恵子、『徹子の部屋』伝説の放送回に思わず涙

14日、来月菜園が決定した舞台「Sing a Song」の主演を演じる女優・戸田恵子さんが「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。

同舞台のモデルとなった歌手・淡谷のり子さん登場回に、号泣するシーンがありました。

新型コロナウィルス流行ので再演延期となっていた同舞台。

来月に再演が決定しましたが、そのストーリーのモデルにはなったのは今から30年前に「徹子の部屋」で淡谷さんが明かした戦争体験だったのだそう。

この日の放送では、淡谷さんが「あのね特攻隊、慰問に行った時」と初めて泣いた日のこと語る在りし日の映像が再放送。

「私、係の方にね『あの兵隊さんは?』と尋ねたのです。『あれは特攻隊で平均年齢が16歳です』って」、「そしたらね『命令が来たら飛びます。飛んだらもう戻ってきません』って言うのよ。私それ聞いただけで胸がモヤモヤしてきたんですよ」と、特攻隊が配属されたエピソードを明かした当時の淡谷さん。

「涙が出てね。『歌っている間に命令が来ても悪く思わないでください』と、悪く思うどころか来なきゃいいなと思って。そしたら歌っている間に来ましてね命令が」と願いながら慰問したものの、願いもむなしく慰問中に命令が来てしまったのだそう。

そして「サッと立ち上がったんですけども、みなさん私の方を向いてニコニコしながらですね、敬礼していくんです。もう泣けて泣けて」、「飛んでいきました。コーヒーで乾杯してね」と若い特攻隊員の最後の姿を口に。

舞台のモデルとなった話に、スタジオで映像を観ていた戸田さんが思わず涙。

「貴重なものをありがとうございます」と、この日映像を見つけてきた番組へ感謝の言葉を述べていました。

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壮絶な戦争体験に「涙が出た」

自身が出演する舞台のモデルとなった淡谷のり子さんのエピソードに、大粒の涙を流した戸田恵子さん。

すると、50年の歴史がある「徹子の部屋」でも特に印象深い放送回を再放送したことに、

「まさか戸田恵子回で淡谷のり子慰問で涙回が出てくるとは」

「淡谷のり子さんの話に、戸田さんが泣いていましたが、私も鼻水。16歳にそんなことさせる大人がいたなんて考えられへん」

「徹子の部屋。淡谷のり子さんの映像。特攻隊のお話で涙が出た。淡谷さんと言えば数十年前に聴いた『愛の賛歌』。一緒に聴いていた母もボロボロ泣いた。歌を聴いてあんなに愛に包まれたように感じたことは他にはない」

「今日の『徹子の部屋』のゲスト、戸田恵子さんが在りし日の淡谷のり子先生の思い出を語ってらっしゃり…線先生の映像も流れました。にこやかなお顔が懐かしく、戦時中の特攻隊への想いに涙…また特集を組んでもらいたい」

「特攻隊の話に思わずぶわっ。戸田恵子さん主演の舞台が今年再演。貴重な淡谷さんご本人のお話を再放送してくれました」

「徹子の部屋、戸田恵子さんがゲストなんだけど、故淡谷のり子さんが特攻隊員の前で歌った時の話が聞きたいとおっしゃり映像が。私も大切にしたいお話だったのでとても嬉しかった」

などと、視聴者の目にも涙が。

戦前生まれの人口が2割を切った現在。

30年以上前のVTRから蘇った臨場感のある戦争体験に、戸田さんも視聴者も涙腺を刺激されてしまったようです。

(文:有馬翔平)