文:有馬翔平

『ミヤネ屋』、杉村太蔵と二宮清純が番組中に激しく口論…視聴者あ然「もう放送事故」「番組がめちゃくちゃ」

杉村太蔵

画像:時事

先週、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長職を辞任した森喜朗氏の後任に、五輪担当相・橋本聖子氏が就任することを伝えた18日の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)。

すると元国会議員・杉村太蔵氏とスポーツジャーナリスト・二宮清純氏が激論を交わす事態に発展し、番組MCの宮根誠司アナウンサーも「黙っといて」といら立ちを見せるシーンがありました。

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宮根誠司、杉村太蔵に「黙っといて!」

18日、森喜朗氏の後任として五輪担当相・橋本聖子氏が新会長に就任することが確実になった速報を伝えた「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、番組MCの宮根誠司アナウンサーが出演者らの激論にいら立ちを見せるシーンがありました。

この日、元国会議員・杉村太蔵氏とスポーツジャーナリスト・二宮清純氏をリモート出演で招いた同番組。

過去、橋本氏が週刊誌によってスキャンダルが報じられたことを引き合いに出した二宮氏は「橋本さんが会長に就任するのは賛成です。でも、スキャンダルのことを掘り返された時に何か防御策があるのか、ここはやっぱ聞きたいですね」と、懸念材料を抱えていることを伝えました。

すると「今の解説を聞いてるとIOCと日本の組織委員会がガチンコにぶつかるように聞こえる。どういう点でぶつかるんですか?」と、二宮氏の解説に疑問を呈した杉村氏。

放映して収益を上げることで利害の一致している両団体にもかかわらず、「何をネゴシエートすることがあるんでしょうか?」と質問をぶつけました。

二宮氏はこれを「杉村さん、甘いね」と一蹴。

「わかんないから聞いてるんですよ!」と吠える杉村氏に「今から説明するから」と制止すると、無観客で開催した場合はチケット代で900億円の損失を被ると説明。

そして、組織委員会の負担は東京都の負担、東京都の負担は国の負担として、国の負担は税負担になる可能性があることを指摘。

900億円の補填を半額でもするよう、IOCと交渉しなければならないとコメントしました。

しかし杉村氏は「900億円の駆け引きでそんなにガチンコになるんでしょうか?」とあまり納得していない模様。

「杉村さんは感情論と勘定論を間違っている」と二宮氏も応酬すると両者は次第にヒートアップしていきました。

両者のもはや口論とも呼ぶべき状態に宮根アナは「ニュース挟んで二宮さんに説明してもらうからちょっと待って」と、杉村氏を冷静さを促すことに。

しかし「だから、僕は」と杉村氏がコメントを述べ続けようすると「いやあ、もう黙っといて!」と、杉村氏を力技でねじ伏せたのでした。

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激しい口論に「もう放送事故だよ」

900億円の損失を巡って、激しい口論に発展した杉村太蔵氏と二宮清純氏。

宮根誠司アナウンサーが仲裁した後、時事ニュースが明けて別の話題に移行しても両者の口論は続き、激しく言い合う両者に番組を観ていた視聴者はあきれた様子。

「あーもう番組がめちゃくちゃじゃん!」

「これ情報番組だろ?こういうのは討論番組でやってくれないかな…」

「もう放送事故でしょ?これ?」

「大人のケンカ?こんなのバックヤードでやってほしいよね」

「こんなの茶番じゃん」

「この番組、バラエティだったら最高だなwwww」

「ギャンギャンとテレビで吠えないでくれ!頭痛くなる!」

などと批判が殺到しました。

討論とは呼べない口論を生放送で全国に放送した杉村氏と二宮氏。

しかし、ただただ痴態を垂れ流しただけに終わったようです。

(文:有馬翔平)