文:有馬翔平

ハリセンボン近藤、『男女交際禁止』の校則にダメ出し…視聴者「心に刺さった」

近藤春奈

画像:時事通信フォト

先日、芸能関係者向けのコースを設立していることで有名な堀越高等学校から、自主退学勧告を受けた元女子生徒が起こした裁判に注目が集まりました。

自主退学勧告を受けたきっかけが同校の校則「男女交際禁止」ということを8日の「スッキリ」(日本テレビ系)が取り上げると、番組MCのハリセンボン・近藤春菜さんが持論を口に。

すると近藤さんのコメントにそれまで「元女子生徒が悪い」と主張していた視聴者が反応、「なるほど」と共感の声が広がっています。

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ハリセンボン近藤春菜、男女交際禁止校則の問題点をズバリ指摘

8日、芸能関係者が多く通学する堀越高等学校に対し、同校から自主退学勧告を受けた元女子生徒が勧告は不当と訴えた裁判を8日の「スッキリ」(日本テレビ系)が特集。

番組MCのハリセンボン・近藤春菜さんが堀越高等学校が設ける校則について持論を述べました。

芸能人関係者向けのコースを設立し、これまで人気アイドルやタレントを多数輩出してきた堀越高等学校。

しかし先週、同校が校則として掲げている「男女交際禁止」を破ったとして自主退学を迫られた元女子生徒が同校を提訴、第一回口頭弁論が行われたのでした。

訴状では元女子生徒が高校3年生時に男女交際が学校側に発覚。

4時間に及ぶ面談が行われ交際を裏付ける画像の提出の強要がされた上、性交渉の有無まで質問が及んだことが判明。

そして女子生徒は、その後学校側から提示された自主退学勧告を受け入れ退学したことで決まっていた大学進学の推薦が取り消されるなど影響を受け、学校側に進学用意にかかった費用と精神的苦痛を受けた事実に対する慰謝料の支払いを求めました。

ただ、学校側が生徒の入学以前に「男女交際禁止」ということに通達していたことも伝えられると、「私立の学校だからこれが嫌なら来ないでくださいって言えるんだけど…」とスタジオからは学校側の事情に納得する声も。

その中でコメントを求められた近藤さん。

「芸能関係が多く通うということがあって男女交際禁止なのかなとも考えられる」、「芸能コースだけ禁止するとバランスが良くないということもあるのかもしれない」と学校側に配慮。

一方で「時代とともに校則を変えていくきっかけになるのかもしれない」と校則を緩和する提言を口にしました。

さらに「芸能界にとっても交際は必要なものなのじゃないのか、表現として必要なものなんじゃないのかというところまで話が及ぶチャンス」と校則をアップデートさせる時期に差し掛かったともコメントした近藤さん。

近藤さんの持論には学校側の事情も慮っていた加藤浩次さんも「確かにそうだよね」と、校則の見直しに同調していました。

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近藤春菜の『校則アップデート』論に視聴者もうなずく…「心に突き刺さった」

堀越高等学校の男女交際禁止の校則について議論が交わされた「スッキリ」で、校則のアップデートを進言した近藤春菜さん。

同校の男女交際禁止の校則についてはSNSを中心に意見が噴出していましたが、大半の意見は学校側があらかじめ校則を公開していたことから「承知して入学した元女子学生が悪い」という風潮が広がっていました。

しかし近藤さんが「アップデート」論を唱えると、番組を観ていた視聴者を中心に同調の声が広がり、

「春菜さんの言葉は本当に心に突き刺さる」

「今の言葉めっちゃ納得できた」

「堀越は芸能コースがある特殊な学校だから一般の高校と同列に考えたらダメなんだろうけど…でも時代とともに学校も変わっていく必要があるよね」

「超スッキリした!」

などと、コメントが多数寄せられました。

ブラック校則という言葉が話題になる昨今。

近藤さんの言葉通り、時代に合わせた変化を学校側も取り入れるべきなのでしょう。

(文:有馬翔平)