画像:時事
政府が定めた緊急事態宣言解除日である2月7日まで10日切ったことで、新型コロナウィルスの感染予測を伝えた29日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)。
来月7日で緊急事態宣言を解除した場合感染者が急増することを専門家が伝える最中、放送禁止用語が飛び出し、番組MCの羽鳥慎一アナウンサーが慌てて注意する場面が。
その放送禁止用語に視聴者も反応、羽鳥アナが注意したものの「こんなやつ二度と呼ぶな」と批判が巻き起こっています。
羽鳥慎一、専門家の放送禁止用語を慌てて制止
29日、全国11都府県に再発令されている緊急事態宣言の解除予定日である2月7日まで10日を切り、今後の感染者予想を示した「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)。
番組MCの羽鳥慎一アナウンサーが慌てて放送禁止用語を注意するシーンがありました。
緊急事態宣言再発令から3週目を迎えた今週、一時は2500人ほどの新規感染者が確認された東京都でも続けて1000人を下回るなど、全国で発令の影響と思われる効果が見られ始めました。
この日、同番組では専門家による今後の感染者数の予測を発表。
現在の水準で感染者数が減少していった場合、解除予定日の来月7日には150人ほどまで減少するという予測が公表されました。
緊急事態宣言の予想以上の効果に番組コメンテーターの玉川徹氏も「2月7日は1500人程度に戻る程度と思ったらずいぶん減った」と驚いた様子。
しかし150人ほどまで減少するとしたことに「ああ良かったねと言って解除していいのか」、「100人、200人で安心するべきではないのではないか」と限りなく感染者がいない状況までにすることを提言したのでした。
玉川氏のコメントに政策研究大学院大学教授の土屋隆氏は、緊急事態宣言を2月末までに延長した場合、限りなくゼロになる予測を打ち出し「延期した方がいい」と主張。
一方で、来月7日に新規感染者500人のまま宣言を解除してしまうと3月以降に再び感染者数が1500人を超えるとの予測も明らかにし「500人で解除は論外」、「この1週間を必死に頑張らないと明るい3月はない」とコメント。
そして500人で宣言を解除するという政府の方針を「キチガイ沙汰ですね」と批判したのでした。
しかし緊急事態宣言解除目安を熱弁した土屋氏でしたが、「キチガイ」という発言は放送禁止用語にあたるため羽鳥アナが慌てて訂正。
「ちょっと言葉がですね…」と土屋氏へ注意を促しました。
羽鳥慎一、慌てて『キチガイ』訂正も番組に批判殺到…「二度と出演させるな」
専門家が放送禁止用語を口にしたことを即座に注意した羽鳥慎一アナウンサー。
しかし即座に訂正、注意を促したものの、番組を観ていた視聴者は突然飛び出した放送禁止用語に不快感をあらわにしました。
「これはマズイんじゃないですかね…」
「キチガイ…久しぶりに聞いたぞこの言葉」
「大学教授でしょこの人?そんな人が放送禁止用語なんて使っていいわけ?」
「どこのどいつだかわからんがキチガイなんて言うヤツを二度とテレビに呼ぶんじゃない」
「こういう言葉がサラリと出てくる人って、日常からキチガイって言ってるんだろうな」
「まあ言っちゃたのは仕方ないよ。でもキチガイと汚い言葉づかいをする人のコメントを信用しろというのは厳しい」
「この人、もう番組に呼ばれることはなさそうだね」
などと、羽鳥アナの制止の甲斐なく番組には批判が殺到する事態に。
専門家の放送禁止用語を訂正した羽鳥アナ。
多くの専門家が出演する情報番組では、専門家に向けたNGワードを事前に指摘しておくことが必要なのかもしれませn。
(文:有馬翔平)