画像:時事通信フォト
18日に放送された「つぶし合いクイズ!悪意の矢」(日本テレビ系列)。
2時間たっぷり生放送してきたにも関わらず、放送時間内に決着がつかず、最後はジャンケンで勝敗を決めるという展開になりました。
クイズ番組であるにも関わらず、ジャンケンで勝敗を決めるという進行に視聴者からは呆れ声が。
一体どのようなものだったのでしょうか。
「悪意の矢」、生放送で時間ギリギリの決着に「放送事故じゃね?」の声
18日に放送された「つぶし合いクイズ!悪意の矢」(日本テレビ系列)。
同番組は勝ち残り式のクイズ番組。
散々放送してきたにも関わらず、放送時間内に決着がつかず、最後はジャンケンで勝敗を決めるという展開になりました。
日テレの公式YouTubeチャンネルと「hulu」によるインターネット生配信から開始。
ネット配信からそのまま地上波になだれ込み、生放送で最後の一組を決めるというものです。
終盤まで生き残ったのは、靴職人でタレントの花田優一さん、元衆院議員の宮崎謙介さん、お笑い芸人・森田哲矢さん(さらば青春の光)の3名。
花田さんが敗れて退場し、最後は宮崎さんと森田さんで賞金100万円をかけたクイズ一騎打ちとなる流れでした。
しかし、放送時間ギリギリとなってしまい、クイズ出題が難しい状況になったため、結局、MCの加藤浩次さんの采配によりじゃんけん決着することに。
白熱のじゃんけんは森田さんが制して賞金100万円をゲットし、なんとか放送時間内に収めていましたが、クイズ番組にも関わらずまさかのジャンケンで勝敗を決める姿に、視聴者からは
《放送事故だろこれ》
《こんだけ長丁場やってて、最後結局間に合わなくてじゃんけんで勝敗決めるとか放送事故すぎて草》
《ジャンケンで決着ってクイズ番組じゃないよな。》
《こういう尺が読めない企画が通るのがふしぎでならない》
など、制作再度の詰めの甘さを指摘する声が相次ぎました。
秋元康のTVで発揮する希有な存在感
同番組を企画しているのは、音楽プロデューサーであり、作詞家・放送作家である秋元康さんです。
秋元さんといえば、言わずと知れたAKB48などアイドルビジネスで一時代を築いた人物でもあります。
2010年代初頭のアイドル戦国時代の幕開けのきっかけをつくるなど、これまでの常識を打ち破り、新しいものを見せてくれるとファンの多い秋元さん。
昨今のコロナ禍によるステイホームで動画配信サービスの普及がますます進み、テレビは存在価値が下がってきています。
そのため秋元さんの企画力に頼り、バラエティ番組などで我々視聴者を「アッ」と驚かせるための仕掛けをあらゆる方面からしかけてきたのかもしれません。
しかし、奇をてらい企画倒れとなっては元も子もありません。
よくも悪くも話題づくりやインパクトのある作品を作る事に定評がある秋元さん。
放送事故にならないような楽しいテレビ番組を作ってほしいものです。
(文:Quick Timez編集部)