文:有馬翔平

ファーストサマーウイカ、理想的な悪口の言い方に視聴者感動「刺さったわ~」「印象が変わった」

NHK
画像:時事

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長引く新型コロナウィルス感染の中で、グチをため込む人が増加している現在。

そんなグチとの正しい付き合い方を紹介した18日の「あさイチ」(NHK総合)で、ゲスト出演したタレント・ファーストサマーウイカさんが上手なグチとの付き合い方を披露しました。

ウイカさんのグチり方に視聴者も納得。

「優勝」と称賛のコメントが殺到することとなった、ウイカさんのグチとの付き合い方とは一体どのようなものだったのでしょうか。

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ファーストサマーウイカ、理想的な『グチ』のこぼし方を伝授

18日、新型コロナウィルス感染拡大によって制限される生活が続く中、多くの人が抱えている「グチ」について特集した「あさイチ」(NHK総合)で、ゲスト出演したタレント・ファーストサマーウイカさんがグチとの上手な付き合い方を披露しました。

一般に吐き出すことは「悪」とされていますが、溜め込むことで心身に様々な悪影響を及ぼすグチ。

この日身近で感じるグチを尋ねられたウイカさん。

定食屋に入って鶏のから揚げを注文する際、もも肉が食べたいのにむね肉が出てくる事例を挙げ、「鶏のから揚げ、何の肉が教えて」とカメラに向かってグチをこぼしました。

しかしウイカさんは普段、ここまでストレートにグチをこぼさないようで、こぼすにしてもある「ひと工夫」をするのだそう。

ウイカさんが実践しているのはグチの主語を「私」に置き換えること。

たとえば自身とペースが合わない人に対し「バイブス合わへん」と一方的に憤るのではなく、「その人がトロいから悪いかもしれないけど、自分がせっかちなのが悪い場合もある」と客観的に見て「私、せっかちだからあの人と合わない」とグチをこぼすと共感を得られやすいのだそう。

「見る側が2通りあるということをまず感じてから、グチとして内容を伝える自分が立場を見られる方がいい」とこの方法なら悪口にもならないと胸を張るウイカさん。

このほかにもウイカさんは家族や仲の良い知人にはストレート、あまり親しくない人やSNSでは柔らかくといったグチの表現を変える方法を選択。

「1回ラッピングを包むことで、クッションを挟むことができる」とウイカさんのグチのこぼし方に専門家も「上手に付き合っていると思います」、「『私』メッセージに変えるのは大事」と絶賛。

客観的に見ることができて周囲も共感しやすいと太鼓判を押していました。

 

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ファーストサマーウイカ、華麗なグチのこぼし方に視聴者感動…「刺さったわ~」

模範的はグチのこぼし方をテレビの前で初披露したファーストサマーウイカさん。

スタジオの博多大吉さんからも「すばらしいね」と称賛を受けましたが、番組を観ていた視聴者もウイカさんのグチのこぼし方に感動。

「『バイブス合わへん』でこれから生きていこうと思います」

「ウイカさん、優勝!!」

「グチのラッピング、良いですね!私も明日からラッピングを増やして生きていこうと思います」

「スゴイわ~ウイカちゃん。ラッピングを変える、刺さったわ~」

「ファーストサマーウイカってもっと我が強い人なんだと思った。でも客観的に自分のことを見ている人で印象が変わった」

「ウイカさんが相談相手だったら、私の人生ももっとうまくいっただろうな」

「いいこと言うしよく笑うからウイカさんは朝の番組にピッタリな人だね」

などと、コメントが殺到しました。

バラエティ芸人、ラジオパーソナリティから朝ドラ女優にまで活躍の幅を広げたウイカさん。

その多彩な活躍は他人のほか、自分自身と上手な付き合い方できているからこそ成し遂げることのできたものなのでしょう。

(文:有馬翔平)