画像:時事
最終回を来月に控えた大河ドラマ「麒麟がくる」で、松永久秀役を演じた俳優・吉田鋼太郎さんが15日、「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」に登場しました。
するとその放送中、同ドラマで共演したある俳優からビデオメッセージが届けられることに。
そのメッセージの内容に視聴者は大盛り上がりとなったようです。
吉田鋼太郎、ビデオメッセージであの俳優からべた褒め!
15日、最終回を来月7日に控えクライマックスに突入している大河ドラマ「麒麟がくる」に松永久秀役の俳優・吉田鋼太郎さんが「あさイチ」(NHK総合)の「プレミアムトーク」に出演、これまでの共演者からビデオメッセージを受け取るシーンがありました。
この日、シェイクスピア作品を高校生のころに観て感銘を受け、上智大学に進学、シェイクスピア研究会というサークルに入団し本格的に演劇を学んだというエピソードに触れた同番組。
当時は「度胸をつけるため」という先輩の命令によって、通行量の多い大学前の土手で5年間毎日発声練習をしたり、セリフ原文のまま暗記したりなどと演劇の苦労を重ねてきたのだそう。
そんな大学で培った技術が今も演技に生きているという吉田さんに、放送中所縁のある人物からビデオメッセージが。
「いい意味で空間がすごく演技的になる」
吉田さんの演技力を絶賛したのは、「麒麟がくる」で主役の明智光秀役を担当した長谷川博己さん。
これまでも舞台で吉田さんと共演を重ねてきた長谷川さんは、「観客がスタッフのような感じになって、ライブ感のある芝居をされるので僕もものすごく色んなことをやりたくなる」、「シリアスの中にユーモアを入れていく」と吉田さんの演技に高揚感を感じると評価。
ただ、10年以上も親交があると吉田さんに注意をすることもあるらしく、「大先輩ですごく尊敬しているんですけど、たまに僕も怒って叱っている」ということも明らかに。
そして、お互いの関係について「先輩だけど親友みたい、でもそれは先輩に失礼だから僕は『夫婦』なんじゃないかなって」、「何でも言い合える関係で、鋼太郎さんが存在してくれるというのは安心している」と親友以上の関係であると笑顔を向けました。
この2人の関係にスタジオは驚きの表情、吉田さんに長谷川さんから注意された内容へ質問が及ぶと「日常というか私生活なんですけどね…」と、芝居で内容ではないことをポツリ。
「芝居のことで言われたら長谷川とは縁切ろうかと」と冗談をほのめかし、スタジオの笑いを誘っていました。
吉田鋼太郎、長谷川博己との夫婦関係に女性視聴者歓喜!「全部持って行った!」
長谷川博己さんからのビデオメッセージで、お互いの関係を「夫婦」と表現された吉田鋼太郎さん。
するとこの夫婦という関係に番組を観ていた多くの女性視聴者が大興奮。
「夫婦!!!!!!」
「思わず夫婦という言葉に手が止まってしまった」
「夫婦という言葉に私は朝から満足です」
「もうこれは夫婦宣言なのでは!?????」
「夫婦!いただきました!」
「ご褒美ですね…」
などとコメントが殺到しました。
なぜ、ここまで女性視聴者が「夫婦」という言葉に反応したのでしょうか。
「『麒麟がくる』の劇中で光秀と久秀が酒を酌み交わすシーンがあったのですが、泥酔した光秀が久秀の膝に寄りかかって寝てしまったのです。その場面に男性同士の恋愛を描いたドラマ『おっさんずラブ』を彷彿させるとして、女性視聴者の反応が相次ぐことがあったのですよ」(芸能ライター)
男性同士の恋愛を好む女性から支持を受けていた長谷川さんと吉田さん。
そのため「夫婦」という言葉はファンにとっては100点満点の回答だったということでしょう。
(文:有馬翔平)