画像:時事通信フォト
放送22年の歴史に幕を下ろすことが判明した「とくダネ!」(フジテレビ系)。
放送終了が明らかになった直後の13日、番組の終了に出演者一同口を紡ぐ中、番組コメンテーターの社会学者・古市憲寿さんが痛烈なコメントを口にする場面が。
「ヒヤッとした発言」とは一体どのようなものだったのでしょうか。
古市憲寿が「とくダネ!」の放送終了をイジリ、スタジオ苦笑い
13日、今年3月末で1999年から22年続いた放送に幕を下ろすことが判明した「とくダネ!」(フジテレビ系)で、番組コメンテーターの社会学者・古市憲寿さんが「意味深」発言を放送中に述べるシーンがありました。
放送開始直前に、番組終了が伝えられた同番組。
番組MCの小倉智昭アナウンサーがMCの席を22年間務め上げ、「同一MCで放送された番組」としては日本テレビ界史上最長となりました。
しかし、放送が始まると番組終了の事実に出演者の誰もが口を閉ざし、新型コロナウィルス感染拡大で再発令さえた緊急事態宣言関連の話題へ。
そのまま昨日、田村憲久厚生労働大臣が「感染者が増えていきますと検査対象者も増えていきますから、マンパワー等々厳しくなっていくのは当然のこと」と保健所の業務がひっ迫していることについて触れた発言、神奈川県の保健所の検疫業務が大幅に縮小されることを放送。
そして、接触確認アプリ「COCOA」の普及していないことについて小倉アナから水を向けられた古市。
「コロナがいつ収束するかと読めない中で、気の緩みという言葉はあまり使いたくはないですけど、危機感がそんなになかったのかなと」と言及。
加えて、「みんなが気にしているのは『いつまで続くんだろう』ってことですよね。2020年内には終わるだろうと期待もありましたけどそれもなくなってしまって、この春、もしかしたら数年続くかもしれないという中で、本当に1ヶ月で終わるならもっと危機感を持てるだろうけれども、どう考えても1ヶ月で終わらないじゃないですか」とコロナ禍の終息が見えないことが、国民の活動に影響を与えてていると見解を示したのでした。
すると、古市さんは「まさか『とくダネ!』よりもコロナが続くとは思わなかったですよ」と、番組終了の話題を持ち出してコメントを締めくくる暴挙に。
出演者でただ一人、番組終了に触れた古市さん。
「番組よりコロナが続くと思わなかった」発言にスタジオからは乾いた笑いが漏れていました。
古市憲寿の発言に視聴者も凍り付く…「これはちょっと笑えない」
放送終了が明らかになった「とくダネ!」で、出演者が放送の話題に口を閉ざした中ただ一人コメントを放り込んだ古市憲寿さん。
その後、番組終盤に小倉智昭アナウンサーから番組終了の説明がなされましたが、番組を観ていた視聴者は古市さんのフライングに騒然としたよう。
「古市、先走りすぎ」
「これはやっちゃいました??」
「スタジオ中凍り付いてるじゃないか!見事に滑ったな!」
「キッレキレで草。古市がいきなりブッコムもんだからリアルに噴き出した」
「誰も反応してないじゃん。私もこれはちょっと笑えなかったな…」
「古市の発言に遠くから聞こえてきた小倉の笑い声が怖かった」
などと、コメントが殺到しました。
後番組には「とくダネ!」でコメンテーターを担当している古市さんをはじめ、メイプル超合金・カズレーザーさんの名前も挙がり、早くも順調な世代交代の期待が寄せられています。
古市さんもこのまま、「朝の顔」として続投なのでしょうか。
(文:有馬翔平)