画像:時事通信フォト
新型コロナウィルス新規感染者増加に歯止めがきかない首都圏1都3県に対し、再発令される緊急事態宣言。
7日にも発令される見通しとなりましたが、その緊急事態宣言されることについて20代の若者に緊急アンケートを採った「スッキリ」(日本テレビ系)で、20代の意見に番組MCの加藤浩次さんが警鐘を鳴らす事態に。
視聴者も納得した加藤さんのコメントとは一体何だったのでしょうか。
加藤浩次「SNSの一番怖いところ」20代若者の感染対策へ警鐘を鳴らす
7日、新型コロナウィルス新規感染者増加に歯止めがきかない首都圏1都3県に対し再発令される見通しとなった緊急事態宣言を特集した「スッキリ」(日本テレビ系)で、番組MCの加藤浩次さんが感染者の大半を占める20代の若者にある「警鐘」を鳴らしました。
今月2日、東京都知事・小池百合子氏をはじめとする首都圏県知事らによって要請された緊急事態宣言。
本日7日にも発令される予定ですがこの日、街を歩く20代の若者へ新型コロナウィルス感染に関する緊急アンケートを採った同番組。
すると300人近い回答者のうち「感染対策を理解している」と答えたのは半数強の160人、「基本的なことしか理解していない」という声に加えて「コロナ慣れしている」、「自分はかからないだろう」と感染対策への意識の低さが露呈する結果に。
また、20代が新型コロナの情報を入手するツールとして挙げたものが、「ネットニュース」、「テレビ」とメディアが続く中、「SNS」と他の年代にはないツールが上位に入ってきたことに加藤さんは難色を示しました。
「SNS、僕はそこまでやりませんけど」と前置きした加藤さん、「SNSって結局、自分の興味があるもの、自分と思考が似た人、そういうところから情報を入手することになっている。それで勘違いしちゃいけないのは、僕は世界の情報を取ってるんだと思うんですけれども、同じ感覚同じ考えを10個20個見て、みんなが同じで正しいんだと思うは間違っているんですよ」、「自分が集めている情報だから勘違いしちゃいけないのは、もっと他にわかりやすい情報、色んなところから情報を取らないと間違った情報に引っ張らっれるよということ。これがSNSの一番怖いところ」と、誤った情報に出会いやすいSNSのデメリットを力説し、20代の若者に向けてメッセージを発信しました。
この加藤さんの意見に番組コメンテーターのモーリー・ロバートソン氏もうなずき、「わざとデマを流すことを生業としている人もいる」、「自分とは反対意見を収集して、自分を見つめることも大事」とSNSでの情報収集に警鐘を鳴らしました。
加藤浩次、20代若者への警鐘に視聴者も反応「一理ある」「目からウロコだった」
SNSでの情報収集について、「間違った情報に引っ張られやすい」とデメリットを口にして20代の若者へ警告した加藤浩次さん。
この加藤さんの発言に、番組を観ていた視聴者からも多くの反応が。
「加藤浩次のコメント、目からウロコが落ちた気分だ」
「一理ある。パリピが繋がっているのは街中を出歩いているような人たちだからSNSみたらみんな遊んでる。誰も自粛してない、それが世間の認識と捉える人もいるでしょう」
「そうだよね加藤さん。SNSだけだったら自分と近い考えの人になるから、たとえそれがマイノリティだとしてもタイムライン上だったら多数派だよね」
「SNSは確かに偏りがちだ」
「加藤浩次の発言は本当にその通りだ。その人に会ったことなくてもその人の言葉を簡単に信じてしまう怖さがSNSにはある」
「似た考えの人しか集まってない…というか自分もフォローしてない。もしかしたら自分もすでに間違った情報に引っ張られていたのかも」
などと、加藤さんのコメントを支持する意見が殺到しました。
新規感染者の大半を占める若年層。
感染者減少の鍵を握る若者へ感染対策を啓蒙するには、SNSでの情報の拡散を変革することが必要のようです。
(文:有馬翔平)