画像:時事通信フォト
昨年、自身も楽曲作りに参加した「香水」が大ヒットしたアーティスト・瑛人さん。
7日、「スッキリ」(日本テレビ系)に出演し、今月1日に発売した1stアルバム「すっからかん」に収録されている「香水」と「ハッピーになれよ」の2曲を生披露しました。
するとその歌詞の内容に、スタジオの出演者も思わず涙目。
「グッときた」、「まるでさだまさしの曲のよう」などと視聴者を心をわしづかみにされた、瑛人さんの新曲とは一体どのようなものだったのでしょうか。
瑛人、生き別れた父親を描写した新曲を披露…近藤春菜も感動「グッときちゃった」
7日、昨年自身も楽曲づくりに参加した「香水」が大ヒットしレコード大賞優秀賞、NHK紅白歌合戦への出場と大忙しだったアーティスト・瑛人さんが「スッキリ」(日本テレビ系)に出演、今月1日に発売した1stアルバム「すっからかん」から「香水」と「ハッピーになれよ」の2曲を生披露しました。
外出自粛中、SNSで一般ユーザーのカバーが流行し、チョコレートプラネットの2人や香取慎吾さんなど名だたるタレントの間でカバーされたことで一気に知名度が広がった「香水」。
流行語大賞にもノミネートされるなど社会現象を起こした影響で、年末は各メディアから引っ張りダコだった瑛人さんは相当な多忙を極めたよう。
しかし「楽しくできた」と笑顔を見せ、休息を取った年始は「2時間くらいお風呂に浸かった」と独特なリラックスの仕方を明かしスタジオの笑いを誘いました。
そして最新曲「ハッピーになれよ」の話題では、楽曲は小学生だった瑛人さんが作詞したワンフレーズをもとに作られたことが明かされ、「父ちゃん母ちゃんが離婚して2年たって、父ちゃんの家に行ったら新しい彼女がいたのでそれを母ちゃんにチクろうと思った」と、離婚した両親を思って作られた1曲ということに番組MCの加藤浩次さんも驚いた様子。
さらに、「酒癖の悪い父親から吹っ飛ばされた自分」、「我慢できず子供3人と家を出た母親」という描写にそれでも「どんな時でもハッピーになれよ」と幼き日の瑛人さんの願いが込められた新曲が披露されると、ハリセンボン・近藤春菜さんは「グッときちゃった」と目に涙を浮かべ、「小学生で、自分が幸せになりたいじゃなくてハッピーになれよって言えるのが、グッときちゃった」と絶賛しました。
また、「父親にできた新しい彼女」と同楽曲に込められたメッセージの行方にも言及し、母親はなかなか瑛人さんのメッセージに気づかず、気づいた時には時すでに遅く「そうだったの?」と淡白なリアクションが返ってきたようでした。
瑛人、新曲「ハッピーになれよ」で明かした壮絶な生い立ちに視聴者騒然…「それDVやん」
「スッキリ」で「香水」に加えて新曲「ハッピーになれよ」を生披露した瑛人さん。
スタジオの出演者を感涙させましたが、番組を観ていた視聴者は同楽曲のある部分に注目した様子でした。
「『吹っ飛ばされた』って…それDVやん」
「瑛人の新曲、親父がダメすぎて笑えない。まんま犯罪ですよ」
「瑛人のとーちゃん酒飲んでDVかよ。そりゃ、かーちゃん離婚して正解だったな」
「瑛人の新曲聞いて、なんかウルってきた。母ちゃん、マジでハッピーになれよ…」
と、今の瑛人さんから想像つかないほどの生い立ちに絶句することに。
ただ、それでも前向きになれるメロディーと歌詞にスタジオの出演者同様心を打たれる視聴者も多く、「ファンになった」、「スッと歌詞が入ってくるのがさだまさしに似ている」などと称賛が集まりました。
昨年、タレントのカバーによって注目を集めた瑛人さん。
自力が試される2021年、幸先の良いスタートが切れたようです。
(文:有馬翔平)