画像:時事
「新型コロナ対策交付金」の使い道に疑問が生じている佐賀県について特集を組んだ25日の「グッとラック!」(TBS系)。
その内容に、コメンテーターであるロンドンブーツ1号2号・田村淳さんが憤慨する事態に。
「その通り」と視聴者の同意を集めた、淳さんの発言とは一体?
ロンブー田村淳「ガッカリ」佐賀県に痛烈な批判を展開…『コロナ対策交付金』の使い道に喝
25日、佐賀県の「新型コロナ対策交付金」の使い道について特集を組んだ「グッとラック!」(TBS系)で、その内容に、コメンテーターであるロンドンブーツ1号2号・田村淳さんが憤慨するシーンが。
新型コロナウィルス感染を防止するために県立体育館をトイレを6700万円で改修、来客数が減少した空港に集客目的で2400万円のモニュメント、コロナによる差別をなくすために800万円で鐘を設置など、1億円以上の交付金を費やした佐賀県。
この交付金の使い道に県民からも疑問の声が上がっていることが伝えられると、スタジオの出演者からも批判が噴出。
その中で、淳さんは「税金の使い方のシステムがおかしい。予算が与えられて予算を使い切らなければ次の予算がもらえないということを評価対象にしているけど、本来は限られた予算の中でこれだけパフォーマンスを発揮したんです、しかも余ったんですということを評価しないと」と、根本的な交付金のシステム批判を展開。
さらに佐賀県に対してアニメーションによる観光客の誘致を見て「期待していた」と評価していた淳さん、しかし不自然な交付金の使い道に「こんなんじゃ何も変わりはしない」、「ガッカリもいいところ」と厳しい言葉を述べていました。
不可解な交付金の使い道…出演者から批判が巻き起こる
佐賀県の交付金の使い道に対して、「ガッカリ」と強い口調で批判を展開した田村淳さん。
番組を観ていた視聴者からは、
「本当、それ。淳の言う通り」
「淳さん、よく言ってくれました」
などと称賛が相次ぎました。
またこの日、「グッとラック!」では佐賀県のみならず全国で確認された不可解な交付金の使い道を紹介。
千葉県千葉市の医療従事者に向けたライトアップ、岡山県美咲町の感染予防を呼びかけるための公用車購入、岐阜県瑞穂市の市営住宅へのカメラ付きインターフォン導入など、佐賀県のみならず首をかしげざるを得ない例が多々あるよう。
さらに、東京都東村山市で今年3月に死去した志村けんさんの献花台関連におよそ200万円の交付金が使用されたことも紹介され、「志村けんさんが喜ぶと思ってるのか」と批判が巻き起こりました。
淳さんの言葉通り、評価対象を見直す根本的な改革が必要なのでしょう。
(文:有馬翔平)