画像:時事
6日に放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系列)。
同番組に出演をした歌手・宇野実彩子(AAA)さんが大ヒット曲「香水」を披露したのですが、下手くそすぎるとして大きな話題となっています。
宇野実彩子、「香水」のカバー披露も酷評相次ぐ…「下手すぎて放送事故」「聞いてられなかった」
6日に放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系列)。
この日の放送では、嵐が新曲を披露したり、JUJUさんが「奏」をカバーするなど、豪華なラインアップ。
その中に、AAAの宇野実彩子さんの姿もありました。
宇野さんといえば、パフォーマンスグループ「AAA」の一員として活動する傍ら、ソロとしても楽曲をリリースするなど、多方面に渡り活躍されている方。
AAAのボーカルを務めているということもあってか、歌唱力にも定評があり、2017年に開かれた「札幌コレクション ボーカルオーディション2017」ではゲスト審査員を務めるほどです。
そんな宇野さんはこの日、大ヒット曲「香水」のカバーを披露。
「香水」は歌手・瑛人さんが歌う楽曲で、2019年にリリースされると、SNSを中心に反響を呼び、これまでに数多くの著名人らがカバーをしてきました。
同曲のサビの歌詞中にある「ドルチェ&ガッバーナのその香水のせいだよ」という耳に残るフレーズで注目されています。
宇野さんはTV初披露だという「香水」を歌い切りましたが、視聴者からは辛辣な反応が。
《この人下手だったんだね。聞いていられなかった》
《AAAの宇野実彩子さん歌下手すぎでは…? 香水の生カバーもはや放送事故だろ》
《宇野実彩子の香水下手すぎワロタww 聞くに耐えないんだが》
《息継ぎ出来てないし、サビで音外したくないからってキー落とすな》
《ファンだけど擁護はできないな〜、 客観的に見て下手だったよ》
《宇野実彩子、なんであんな高い声で歌うの?下手じゃん。歌い方もなんか嫌だ》
など、「下手くそ」という意見が相次いでおりました。
宇野実彩子、本当に歌が下手?「香水」をチャレンジした結果…
2020年を代表するヒット曲である「香水」のカバーを披露したものの、批判が殺到してしまった宇野実彩子さん。
本当に下手だったのでしょうか。
実際に「ミュージックステーション」での映像を確認してみると、確かにAメロやBメロはオリジナル曲より1オクターブ高いキーで歌っているのに対し、サビは原曲キーで歌うという歌い方をしており、これが視聴者の違和感を誘った可能性も十分に考えられると感じました。
「香水」は元々男性が歌っている曲でありますから、高音を得意とする宇野さんはAメロやBメロが低すぎて出ないのも納得できます。
しかし、1オクターブ高いキーで歌い続けてしまうと、今度は高すぎてサビが歌えなくなるという現象に陥ってしまうのでしょう。
そのため、こうした歌い方にしたのですが、結果的に視聴者からは辛辣な意見が寄せられてしまいました。
原曲キーで歌いたいのも分かりますが、自分に合ったキーに調整してカバーを披露するなどの工夫をすれば、批判は寄せられなかったと思います。
元々歌唱力に定評のある方だっただけに、少々残念な結果となってしまいました。
(文:服部慎一)