画像:時事
アニメ「鬼滅の刃」の経済効果を21日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)で特集しました。
今月16日に映画が公開されると、各地で鬼滅ブームが巻き起こり影響が出ているのだそう。
しかし、コメンテーターとして出演していた玉川徹氏は同作品の「後ろ向き」な発言を口に。
「モーニングショー」玉川徹に「学んでほしい」と公開説教…「鬼滅」への『残念』発言にブーイング
アニメ「鬼滅の刃」が巻き起こした空前絶後のブームを21日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)が特集しました。
先週16日、同作品の劇場版が各地で公開されると、上映開始から3日間で興行収入46億円を記録。
「千と千尋の神隠し」の16億、「アナと雪の女王」の10億をはるかにしのぐ数字に、新型コロナウィルスで沈んだ経済を回復させる期待が膨らんでいるのだとか。
また、映画から始まった鬼滅ブームは各地に広がり、映画の配給元である「東宝」の株価が上昇、飲食店や所縁のある観光地でもタイアップによって経済効果が生まれています。
しかしスタジオも鬼滅ブームに鼻息が荒くなる中、コメンテーターの玉川徹氏だけは冷めた表情。
「非常に残念なんですけど」
莫大なヒットを記録してしまうと、その作品への関心が逆に薄れてしまうという玉川氏。
ただ、玉川氏の冷めた態度に鬼滅ブームを伝えたいスタジオはブーイング、MCの羽鳥慎一アナウンサーからは「行け」と言葉が飛び出す始末に。
さらに家族愛、友情など作品テーマについて「僕に素直に優しくなれって言うの?」と引き下がらない玉川氏に対し、前日に映画を鑑賞した斎藤ちはるアナウンサーも「学んでほしいなって思います」と苦言を呈していました。
「鬼滅の刃」は日本の救世主?あの企業も好調に!
「鬼滅の刃」の経済効果を特集した「モーニングショー」。
上述の配給元である「東宝」は先月比300円ほど株価を上昇させましたが、株価だけで見るとあの飲食店にも同作品が影響を与えていました。
それは先月から同作品とコラボレーションキャンペーンを実施している「くら寿司」。
キャンペーンが始まると、売上が前年比10%も増加したのだそう。
また、映画に登場するSLにちなんでタイアップが実施された「SLぐんま」も売上は好調で、来月末までの予約は既に完売している状況。
「鬼滅の刃」は日本経済を救う要になりつつあるようです。
(文:有馬翔平)