(※画像はイメージです)
宮城県・仙台市にある「勾当台公園」。
世間が禁煙の流れになる中、同公園には灰皿を求めて「喫煙所難民」が殺到しているのだそう。
愛煙家が集中していることに対し、ネット上からは様々な声が寄せられています。
愛煙家集中の「勾当台公園」に反発の声…「こうなるのは当然では?」「当たり前だろ」
宮城県・仙台市にある「勾当台公園」。
同公園をめぐり、愛煙家が集中しているとして大きな波紋が広がっています。
宮城県仙台市青葉区本町三丁目にある同公園は、「いこいのゾーン」「にぎわいのゾーン」「歴史のゾーン」の3つに分かれており、仙台市民の憩いの場所として親しまれている場所。
中でも「にぎわいのゾーン」には、イベントなどに利用できる市民広場があり、ライブや野外コンサートなどフェスティバルも開催されるほど。
そんな仙台市民憩いの場所に愛煙家たちが集中しているそう。
公園内には3つの灰皿が設置されており、その灰皿を目当てに続々と喫煙者らが足を運ぶとのことです。
ポイ捨て禁止の意味合いで設置されていたのですが、コロナ禍での喫煙所廃止の動きや、世界的な禁煙のあおりを受けて減少傾向にある喫煙所であるだけに、同公園は仙台市民にとっては貴重な喫煙所となっている模様。
この事実を地元紙「河北新報」が伝えており、同紙によれば公園の設置されている青葉区側は「喫煙を控えるよう求めている」とのこと。
灰皿を設置しているのにも関わらず、たばこを吸ってはいけないという曖昧な対応であるだけに、ネット上からは
《何の対策もとらず喫煙する場所だけ減らしたら、こうなるのは当然では…?》
《愛煙家集中とかそりゃ嫌煙家が吸える場所奪っていりゃ当たり前》
《愛煙家集中って当たり前だろ。灰皿の数減ってそこにしかなかったら集まるわ。》
などの意見が寄せられています。
愛煙家集中をめぐり、「肩身狭いのは非喫煙者だろ」の声も
喫煙所を撤廃する動きが加速した結果、愛煙家たちが集中してしまうのは当然だろという意見が相次ぐ一方で、こうした意見も。
《勘違いしてもらっては困る。元々肩身の狭い思いをしてきたのは非喫煙者》
《喫煙者に吸う権利はありますが、非喫煙者からすると、外で吸われちゃうとマジで鬱陶しいんですよね》
公園内に灰皿を設置しておきながら、喫煙をするなという対応には納得がいかないこともありますが、そもそもタバコを一切吸わない人からすれば、そうした処遇は一切関係なく、タバコの煙がこないようにしてくれればそれでいいのです。
公園に集中してしまった結果、タバコの煙が蔓延して非喫煙者の受動喫煙のリスクを増やしてしまうのであれば、本末転倒です。
これを受け、「売って儲けてるJTが喫煙所設置なりの責任を取るべきだろ」などの意見も相次ぎ、波紋は広がるばかりです。
今や、一箱500円を超えている高級品となったタバコ。
喫煙所も少なくなっていますし、禁煙するならこのタイミングなのかもしれません。
(文:服部慎一)