画像:時事通信フォト
1日に放送された「グッとラック」(TBS系)。
同番組にコメンテーターとして出演したタレント・小林麻耶さんが、ネットユーザーによる誹謗中傷を制止するよう涙ながらに訴えました。
その言葉に、多くの視聴者が感動、「良く言ってくれた」と称賛が集まっています。
反響が相次いだ、小林さんの言葉とは?
小林麻耶、TBS「グッとラック!」で突然の涙…「よく頑張ったね」と称賛が相次いだワケとは?
30日午前に放送された「グッとラック!」(TBS系)。
この日、同番組にコメンテーターとして出演しているタレント・小林摩耶さんが、ネットユーザーによる心無い誹謗中傷を止めるよう涙ながらに訴えました。
小林さんが熱く誹謗中傷を制止を呼びかけるきっかけになったのは、実業家・堀江貴文氏が飲食店と「マスク着用」をめぐるトラブル。
堀江氏のSNSでの発言によって、飲食店にいわれのない誹謗中傷が集まっている事実が放送されると、スタジオの議論は「SNS上での誹謗中傷」に。
「私のところにも誹謗中傷があります」
フリーアナウンサーとして活躍のほか、情報番組以外でもバラエティ番組に多数出演している小林さん、頻繁に誹謗中傷を受けているようですが、3年前に妹の小林麻央さんを乳がんで亡くした時も、「まだいきてるのか」、「まだ乳がんにならないのか」と心無い言葉を浴びせられたのでした。
「本当に止めてほしい」、「たった一人の言葉で人を追い詰めることができる」と、カメラに訴える小林さんの目には涙が。
その小林さんの言葉に、テレビの前で聞いていた視聴者は、
「今日のグッとラックは涙が出てくる」
「辛い経験をよく話してくれました。人の命も大切にします」
「よく頑張ったね。心に響きました」
と、称賛を送っていました。
過去に受けた誹謗中傷で、「死にたい」と考えていたこともある小林さん。
現在は誹謗中傷があっても「頑張って生きよう」と努力できるようになったようですが、その壮絶な実体験からくる想いに多くの人々が心を動かされていました。
「グッとラック!」に前向きコメント続々…応援キャンペーンに多数の反応
過去に受けた壮絶な誹謗中傷の実体験から、誹謗中傷を制止を涙ながらに訴えた小林麻耶さん。
今回、「グッとラック!」の放送では誹謗中傷のコメントが目立ってしまう一方、誹謗中傷とは正反対の「応援コメント」が少ないということも紹介されました。
すると、同じくコメンテーターとして出演していたロンドンブーツ1号2号・田村淳さんからある提案が。
「放送中、ハッシュタグをつけて前向きな発言をしませんか?」
この提案に多くの視聴者が反応。
「あまり投稿したことはないですが」と、普段あまりSNSを利用しない層からも「頑張れ」、「負けないで」など応援のコメントが相次ぎ、一時「グッとラック」という言葉がSNSのトレンドワード上位にランクインする事態に。
たくさんの人が自由に意見できるようになった時代。
プラスな意見を発信できる環境を整備することも、誹謗中傷を減らす対策になり得るのかもしれません。
(文:有馬翔平)