画像:時事
3日に放送された「ダンナの昼顔」(TBS系列)。
大手銀行員から、女性下着会社に転職をしたという男性について密着をしたのですが、そこでのスタジオの言動に波紋が広がっております。
ギャル曽根、『ダンナの昼顔』での発言が炎上!下着メーカー勤務の男性に対し、下品扱い…
3日に放送された「ダンナの昼顔」(TBS系列)。
普段見ることができない、旦那さんの働いている姿、つまり「昼の顔」を調査するという同番組。
妻が知らない夫の姿を見られるということもあり、様々な反響が寄せられました。
スタジオには、ギャル曽根さんや野々村友紀子さん、若槻千夏さんといった豪華な女性ゲストを迎え、ジェシーさん(SixTONES)も男性ゲストとして出演。
スタジオを盛り上げました。
この日は、旦那様に星野リゾート総支配人を持つ方や、人気外食チェーン店で歴代売り上げNo.1を持つ方などが出演する中、大手メガバンクから下着メーカーに転職をした男性に注目が。
旦那さんの「昼の顔」密着したVTRを見ながら、様々なコメントを残す女性ゲストの面々。
朝からクラブミュージックを聴きながら出社していることに対し、ギャル曽根さんは「チャラめ」という偏った意見を発します。
この旦那さんは、下着メーカーから水着ブランドに出向中で、商品部の部長として働いているそう。
写真撮影の現場に密着すると、水着を着用してる綺麗なモデルさんに「着け心地どうですか?」と問いかけ、「似合ってますよ」とコメント。
すると、スタジオは「えぇ〜!」とドン引き。
また、モデルさんに対し旦那さんが「いい!とてもよろしい」とリアクションをすると、野々村さんは「デレデレしてたな〜」とまたしても不満の声。
これにはさすがの奥さんも「純粋に嬉しそうでしたね。キレイな方をみて」と悲しそうな表情を浮かべました。
さらに、商品の撮影(物撮り)において、下着を自ら動かしレイアウトする姿に対しては「パンツめっちゃ触るじゃん!」と不満を募らせたギャル曽根さん。
極めつけは、旦那さんが水着売り場で仕事をしているシーン。
マネキンが着用していた水着の色が売れ筋の色ではなく、変更したいということで自ら付け替えたのですが、これにもギャル曽根さんは「(マネキンを)めっちゃ触るじゃん」とコメント、野々村さんは「もう、手つきがねぇ(いやらしい)」と漏らします。
これには、視聴者からもクレームが殺到。
《下着メーカーで働いてる旦那さん誇りを持って仕事してる姿めっちゃ素敵だし、真剣に仕事してるのにスタジオで色々言ってて腹立つな》
《素晴らしい方じゃないですか!この番組やひな壇女性陣の罪は重いと思う。全国の女性用下着や水着のメーカーで働く男性たちに謝ってほしい》
《銀行員辞めて水着会社で働く方。 一生懸命仕事してるだけなのに、ブラやショーツ触る旦那さん見て、ゲストさんとかが、 「やたらさわるじゃん」とか 「さわりかたが…」とか、 そういう目線で見んなや、 黙って見とけや、》
《旦那様のお仕事を下着、水着、というところからの安直な理由でいやらしいに紐づけて発言することを面白いと勘違いしてる脳味噌ツルツル芸能人しか出てなくて、胸糞悪かった》
《ダンナの昼顔っていう番組、すげぇ胸糞わりぃ》
《銀行から下着メーカーに転職した男性を取り上げて、妻含めて面白おかしく笑い飛ばすの、見ててすっげえ気分悪かったですね》
下着メーカーに勤務しているとはいえ、真剣に仕事をしているだけの旦那さんに対し、女性ゲスト陣からのクレームには視聴者も違和感を覚えた模様。
スタジオや番組を盛り上げるためだったのかもしれませんが、真面目に働いている人を笑い者にし、下品な感じで扱うのには、やはり疑問が残りますし、男性社員のモチベーション低下に繋がってしまう恐れもあります。
女性ゲスト陣は、男性でも下着メーカーで働くということが立派なのだとということを、理解する必要があったでしょう。
(文:服部慎一)