画像:時事
今や、「半沢直樹」を超す勢いがあると言われているドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系列)。
物語もクライマックスに差し掛かり、その人気は最高潮を迎えつつあります。
その人気を支えている一因でもあるのが、俳優・瀬戸康史さん演じるイケメンライバル。
しかし、人気の理由は「負け犬」ぶりが魅力的なのだとか。
瀬戸さんは「負け犬」ぶりが似合うと、称賛されるのワケとは?
瀬戸康史は「負け犬」が似合う?ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の不幸ぶりが称賛されるワケ!
最新話で自己ベストである世帯平均視聴率16.6%を記録し、右肩上がりで人気を上昇させているドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系列)。
同系列で放送されている「半沢直樹」を超す勢いとも言われており、特に女性からの支持を集めています。
最新話では、主人公・相原メイと、メイの自宅の家事をこなしている鴫野ナギサの関係が動き出すことを匂わせました。
そんなキャリアウーマンと、オジサンと異色のカップリングが女性の人気を集めている一番の要因ですが、その2人の恋路を盛り上げる脇役の存在が、その人気を際立てているのです。
それが、俳優・瀬戸康史さん演じるメイのライバル・田所優太。
メイが勤務する企業の競合企業で、かつメイが担当する顧客を取っていく田所。
仕事上はライバル関係の一方、田所はメイの隣室に住む「ご近所さん」、そしてメイに想いを寄せる「ただならぬ」関係なのです。
ただ、同ドラマのファンからは、「カワイイ」という評価が。
「田所はなんとかメイにアピールしようと必死。でもことごとく努力が報われず、その不幸ぶりがドラマを観ている女性ファンに人気なのです」(芸能ライター)
18日放送の最新話では、手をマメだらけにしながらゴルフの練習をし、メイに告白するも無視。
さらに、ナギサと抱き合うメイの姿を目撃してしまい、田所は何一つとして報われませんでした。
しかし、その幸薄な感じが、
「田所さんが不憫すぎるのが最高」
「田所がないがしろすぎる」
「ポンコツ具合がカワイイ」
などと、高い評価を得ているのです。
「主人公に想いを寄せる、でも結局恋は実らないというイケメン男子のことを女性向けコミックスファンの間では『当て馬』と呼ぶそうです。フラれて哀愁漂う姿が、女性の庇護欲をそそるのでしょう」(同ライター)
今まで、当て馬キャラクターを演じることが多かったのは、田中圭さん。
ドラマ「私の家政夫ナギサさん」は、瀬戸さんの「当て馬」としての才能を開花させたようです。
(文:有馬翔平)